桜花賞2018のデータ 其の4
桜花賞2018のデータ其の4 Y
【桜花賞2018データ】
チューリップ賞組は3着以下が狙い目
本日は阪神競馬場で行われる桜花賞のデータを見ていきましょう。
今年の桜花賞の出走予定馬は、ラッキーライラック、アーモンドアイ、リリーノーブル、プリモシーン、リバティハイツ、ハーレムラインなど。いつも通り過去のデータをもとに分析していきましょう。
馬体重480キロ以上かつ、単勝29.9倍以下の馬が優秀
まずは馬体重別成績をまとめたのが以下の表。
◆桜花賞の馬体重別成績(過去10年)
全体的には馬体重は重い方が好成績を残しており、馬体重480~499キロの該当馬は勝率、連対率、複勝率ともにトップ。回収率の面でも優秀なので、同ゾーンの馬は積極的に買ってもいいでしょう。
特に単勝29.9倍以下に限ると【3.2.1.7】(勝率23.1%、連対率38.5%、複勝率46.2%、単回収率198%、複回収率167%)と好成績。13年7番人気1着アユサン(馬体重484キロ、単勝18.0倍)、16年3番人気1着ジュエラー(馬体重494キロ、単勝5.0倍)らが同パターンに該当しています。
小柄な馬は明らかに苦戦しており、特に419キロ以下は【0.1.0.13】(勝率0.0%、連対率7.1%、複勝率7.1%、単回収率0%、複回収率12%)と苦戦。馬券に絡んだのは14年2番人気2着レッドリヴェールのみです。
チューリップ賞組が断然!3着以下の馬に要注意
次に前走レース別成績をまとめました。
◆桜花賞の前走レース成績(過去10年)
前走レースはご覧の通り、チューリップ賞組が断然。近年の皐月賞はステップレースが多様化していますが、桜花賞はチューリップ賞の一本被りという状態です。過去5年の3着以内馬15頭のうち12頭が同組に該当しており、チューリップ賞組抜きに桜花賞は語れません。
ただチューリップ賞の着順と桜花賞の結果には面白い関係性があり、それはチューリップ賞の着順は悪い方が桜花賞で好成績を収めていること。以下でまとめたのは桜花賞のチューリップ賞着順別成績でハッキリとチューリップ賞3着以下>チューリップ賞1、2着という結果が出ています。
上の数字をチューリップ賞1、2着と3着以下に分けると、チューリップ賞1、2着【4.1.2.11】(勝率22.2%、連対率27.8%、複勝率38.9%、単回収率56%、複回収率68%)
チューリップ賞3着以下【3.3.4.16】(勝率11.5%、連対率23.1%、複勝率38.5%、単回収率127%、複回収率209%)
という数字。好走率はもちろん、回収率の面では断然チューリップ賞3着以下>チューリップ賞1、2着といえます。
桜花賞2018のデータ推奨馬は?
それでは桜花賞2018のデータ推奨馬を見ていきましょう。馬体重は分からないのでチューリップ賞3着以下の馬に限定すると、
・リリーノーブル(チューリップ賞3着)
・シグナライズ(同6着)
・スカーレットカラー(同7着)
・サヤカチャン(同10着)
の4頭が該当。この4頭が桜花賞で期待値の高い馬といえるでしょうか。特に注目したいのはリリーノーブル。前走チューリップ賞は休み明けだった上、スローペースの加速力勝負になってしまい、サンデーサイレンス系のラッキーライラック、マウレアに劣ってしまった印象。桜花賞は18頭立てのフルゲートが必至ですし、本馬のレースセンスが最大限に生きてくるかもしれません。