大阪杯2018のデータ 其の12
大阪杯2018のデータ其の12 K
大阪杯2018予想と最終追い切り後の見解
いよいよですね~春のG1大阪杯。最終追い切りも終了し、後は枠順が確定するのみ!前回の記事でも書いた通りですが、枠順によって狙い馬が変わりそう。軸に関してはほぼ一週前からブレずに変わっていませんが、このレースは有力馬の取捨選択が重要な1戦になりそうです。それでは早速各馬の最終追い切りの方を見て行きましょう
スワーヴリチャード
83.3-67.6-53.2-39.2-12.4[6]
最終は馬なり単走の軽め調整で終了。金鯱賞の時とほぼ同じような調整で時計を短縮。前走以上の状態と考えてOK。阪神2000mは未勝利を勝った舞台ですが、やっぱり過去の右回りのレースを何度見直しても、右にモタれる癖は治っていない。有馬記念も外々を回されていましたが、結局の所、右にモタれていた。そこだけが一抹の不安材料。この馬に関しては周知の事実です。
50.1-36.4-11.7[6]
3頭併せの最内。ペルシアンナイトを2秒以上追走。明らかに京都記念よりも良化して来た。前走は菊花賞以来の1戦でレイデオロを意識する競馬だったので、内で脚を溜めたクリンチャーに敗れはした。ただ、あの1戦は内、外の差もあったし、川田ジョッキーがレイデオロを交わすのが目標だったとコメント。あくまでも目標はここだったハズで、右回りや距離への不安もない。皐月賞以来のG1制覇の可能性は十分ある。後は極端な枠に入らなければいい。
3月28日栗東CW良 末一杯
85.4-68.8-54.0-39.8-11.7[8]
サトノシャークとの併馬でしたが、最後は楽に先着。この状態なら金鯱賞の時に比べて良化は間違い無さそう。金鯱賞では勝ちに行ったスワーヴリチャードに比べて、調整段階から明らかに不安があったこの馬の場合は、無事に走れればOK程度だったのに最後は上がり最速。やっぱり持っているポテンシャルは相当高そう。前走時よりも状態が上向きで得意の阪神となれば、そう簡単に崩れる事も無さそうな気も。そもそも国内だと大きく崩れる事がない馬です。鞍上がルメールだったら本命でも良いくらいの馬ですが、やっぱり戸崎で阪神となると不安が大きい…その分はややマイナスかも。
3月28日栗東坂路良 一杯
53.0-38.8-25.0-12.4
元々追い切りで時計を出す馬ではないが、鞍上を背に坂路での動きは悪く無いし時計もOK。一週前のCWはそこまで目立つ時計では無かったが。目標は天皇賞・春だと思いますが、実績十分の馬だし、休み明けでも鉄砲が効くタイプの馬。若い世代の馬が人気の中心なので、4番人気程度に落ち着きそう。後は久しぶりの2000mという距離がやっぱり今のシュヴァルグランには、ちょっと短い印象なのでそこまで人気にはならないかも。しかし昨年のジャパンカップの勝ち馬です。今回も枠次第では上位台頭する可能性は十分ある。
ミッキースワロー
キリの為計測不能
正直、この馬の最終追い切りの時計が気になるのですが…キリの為、時計も映像も無し。直線に坂があるコースを得意としている馬なので、初の阪神でも全く問題ないだろうし、セントライト記念でアルアインを破った競馬は強かった。この舞台なら上位の一角を崩せる可能性がある馬だと思えるが、今回は内回りコースになるので内枠で好位を取りたい所。坂の手前で先頭集団に極端に離されなければ弾ける可能性も。まあベスト舞台は中山だと思いますけど。
ダンビュライト
3月28日栗東坂路良 一杯
50.5-37.6-25.5-13.2
一週前は不良馬場の坂路で時計は目立たなかったが、最終は全体を50秒5でまとめて来ました。前走のAJCCでようやく重賞初制覇しましたが、昨年の皐月賞で3着に入ったように内回りコースは合う。どちらかと言えばキレるタイプの馬ではなく、立ち回りが巧く前々で競馬が出来る脚質が強み。その点に関しては阪神内回りはベストと言える舞台。AJCCである程度はキッチリ仕上げていたと思うので。その延長戦上の調整だとは思いますが思っていたよりも人気が無いし、内目の枠を引いてロスなく立ち回れば上位台頭のチャンスはある。舞台設定も良いですし。
ペルシアンナイト
52.3-37.2-11.7[7]
アルアインの項目で書いた通り。アルアイン相手に2秒以上先行し同入。この馬、ここまで人気落ちするのか?中山記念はスタートが悪く展開も全く向かなかった。所詮は叩きの1戦だと考えれば結果もノーカンに出来る。確かに距離はもう少し短い方が良いかもしれませんが、昨年の皐月賞で2着の馬ですよ?アルアインとなぜここまで人気の差が出るのか…。マイルCSはミルコの神騎乗ではありましたが、並みいる古馬を撃破してのG1制覇。最終追い切りも全く悪く無い。4歳世代の評価が難しい所ですが…昨年の皐月賞を考えて、右回り2000mの舞台と考えればスワーヴリチャード、アルアインに、ここまで人気の差がつくとは思えない馬なんですけど…。
ウインブライト
キリで計測不明
美浦の馬は最終追い切りが分からない…。残念な所です…。しかし一週前追い切りでは抜群の動きでした。G1でこのメンバーに入るからこそ人気落ちしそうですが、中山巧者のように阪神の内回りなら脚質的にも合いそう。昨年の皐月賞では大外枠だったので厳しい競馬になりましたが、今回内枠を引いていつも通りの競馬が出来れば、これだけのメンバーが揃っても馬券内のチャンスもあるのでは?これ以上距離が伸びるのはどうかと思うが、2000mまでならこなせるハズ。一週前追い切りも悪く無いし、内枠を引ければ紐で一考。
という事で、最終追い切りについて書いてみました。
いよいよ今週末は大阪杯!本格的な春のG1スタート!という感じです。
今年の競馬が盛り上がるのは、これからですよ!
それでは一週前、最終と追い切りが良かった1頭を紹介します。
注目馬はこちら⇒ペルシアンナイト
この人気なら抑えておかない手は無いです。完全に舐められすぎ。