大阪杯2018のデータ 其の6
大阪杯2018のデータ其の6 Y
【大阪杯2018データ】
今年も金鯱賞組が有力か!?
本日は阪神競馬場で行われる大阪杯のデータをご紹介いたします。今年の大阪杯の出走予定馬は、スワーヴリチャード、サトノダイヤモンド、シュヴァルグラン、アルアイン、トリオンフなど。昨年からG1に格上げされたレースですが、いつも通り過去のデータをもとに分析していきましょう。
1番人気の複勝率は90%!
まずは人気別成績を見ていきましょう。
◆大阪杯の人気別成績(過去10年)
全体的に上位人気が強い傾向。
1番人気は【4.3.2.1】と複勝率90%。唯一、馬券圏外に敗れたのは16年4着ラブリーデイのみ。単勝2.9倍以下の1番人気に限定すると【3.3.2.0】と複勝率100%をマークしています。
大阪杯は昨年からG1に昇格されましたが、それ以前から実力馬の参戦が目立っており、実力馬が順当に結果を残しやすいレースだったといえます。
10番人気以下は【0.0.0.34】。大阪杯はフルゲートで行われてきたことが少なく、10番人気以下だと本当にチャンスのない馬といった感じですが、極端な穴狙いはしないほうがいいレースといえるでしょう。
4歳が圧倒的に強いレース
次に年齢別成績をまとめたのが以下の通り。
◆大阪杯の年齢別成績(過去10年)
年齢ではハッキリとした傾向が出ており、4歳が圧倒的に強いレースといえるでしょう。
年齢別成績では、勝率、連対率、複勝率とすべてで4歳がトップ。特に複勝率では5、6歳を10%近く上回っており、37.9%にも達しています。この中には勝負にならない人気薄の馬も当然ながら混じっているので非常に優秀な数字。特に4歳で単勝9.9倍以下だと【5.2.2.4】(勝率38.5%、連対率53.8%、複勝率69.2%、単回収率161%、複回収率103%)と単・複回収率ともに100%を超えており、4歳で上位人気に推された馬は積極的に買ったほうが良さそうです。
7歳以上は【0.1.0.27】とほぼ用なし。3着以内に好走したのは14年2着トウカイパラダイスのみです。
今年も金鯱賞組が有力!?
最後に昨年の大阪杯の結果を振り返ってみます。
◆2017年の大阪杯の結果
優勝したキタサンブラックは有馬記念以来の実戦でしたが、2、3着に入ったのはともに金鯱賞組。金鯱賞は昨年から大阪杯のトライアル競走に指定され(1着馬に優先出走権が与えらえる)、早速金鯱賞組が2、3着に好走しました。今後も金鯱賞→大阪杯というローテーションが王道になるのではないでしょうか。
大阪杯2018のデータ推奨馬は?
それでは大阪杯2018のデータ推奨馬を見ていきましょう。年齢と金鯱賞組に注目すると…
・スワーヴリチャード(4歳、金鯱賞組)
・メートルダール(5歳、金鯱賞組)
の3頭がデータ的に合致しますね。中でも大阪杯と相性のいい4歳のスワーヴリチャードは、より買える条件がそろっています。右回りに変わってどうかという気はしますが、データ的には買いの1頭といえるでしょう。