日経賞2018のデータ 其の5
日経賞2018のデータ其の5 K
日経賞2018予想と最終追い切り後の見解
天皇賞・春を目指しての1戦になりますがキセキを中心に、G2ならではというメンバーが顔を揃えた1戦になりました。サイモントルナーレが12歳ですが、ここでも出走して来ます…。明らかに無理という感じの馬もいるレースになりましたが、キセキは香港ヴァーズ後、国内復帰初戦。しかも鞍上はルメール。人気の中心で間違いないと思いますが、最終追い切りの方を見て行きたいと思います。
キセキ
83.3-67.2-52.7-38.8-11.5[9]
動き自体は悪くないがポリトラックって…。中間は坂路で全く時計を出していないし、最終はポリトラック。相当脚元を考慮した調整と考えて良さそう。そもそも中山で走った事の無い馬だし、色々あっての復帰戦。それに加えてノーザンファームの馬でも無いし、今回に関してはちょっと微妙な感じ。菊花賞のダメージも相当だったと思うので、今回は強気には買えない。
トーセンバジル
3月21日栗東CW不良 直前強め
84.5-67.5-52.4-37.6-12.1[5]
500万クラスの馬を相手に1秒近く追走し先着。動きは悪くないが追い切りでは時計を出せる馬。舞台設定は悪く無いがあくまでも目標は天皇賞・春。海外帰りの1戦でここを使ってというローテーションになりますが、やっぱり時計を出せる馬が、この程度だと8割程度の仕上げと考えて良さそう。ミルコが騎乗する時点で軽視はしづらいが…。追い切りがこの馬にして特別良い訳でも無く、キセキよりは買えるかな…程度で。
3月21日南W良 一杯
53.6-38.5-12.0[3]
500万クラスの馬との併馬でしたが、この馬らしい時計をマーク。七夕賞以来の1戦になるが、休み明けから走れるタイプの馬。一週前の記事でも書いた通り、中山は合うタイプの馬。初めての距離にはなりますが、特別問題は無さそう。安定して先行出来る脚質も今の中山に合うと思う。人気馬の中では最も信頼性が高そうな馬。怪我の影響に関してはノーザンファームがGOサイン出さないと、レースに使えないと思うので休み明けでも問題は無さそう。
ロードヴァンドール
3月21日栗東坂路不良 一杯
53.5-38.6-25.6-13.1
馬なりのマイスタイル相手にビッシリ追って遅れて終了。良い時に比べると物足りなさがあります。マイペースで行ければ残り目があるかもですが、初めての中山になる馬だし、逃げ馬はちょっと厳しいかも。上位人気の1頭になるかもですが、そこまで強気には買えない。
ガンコ
3月21日栗東坂路不良 末強め
54.2-39.3-25.2-12.5
一週前の坂路で好時計を出しているし最終は終いを強めに。この馬らしい時計を出して来ました。前回の記事でも書いた通りですが、今が充実していると思う。休み明け叩きのメンバーが多い1戦なので通用してもおかしくはない。後は斤量です。56キロを背負ってこのメンバー相手に好走出来れば、本格化したと考えて良さそう。ただ、2走前に比べて4キロ増はそこまで楽ではない気もしますが。
サクラアンプルール
3月21日南坂良 強め
54.2-39.0-25.6-12.5
坂路での時計は悪くは無い。しかし500万クラスの馬と併せてやや遅れて終了。せめて500万クラスの馬には先着して欲しかったが…。ただ、有馬記念の時と比較すると時計は出せているので、あれくらいは走れそうだと思います。中山記念は展開も向かなかった。良績は2000m辺りに集中している馬ですが、有馬記念の競馬を見た感じでは、
溜めれば2500mもこなせると思う。内枠が欲しい所です。
ソールインパクト
3月21日南W良 強め
84.0-68.3-53.8-39.7-13.2[7]
併馬が弱かったというのもありますが先着。勝ち切れる馬じゃないので勝つイメージは全くわかないが、2走前を除けば大きく崩れるタイプの馬では無い。中山は全く問題ないし、追い切りもここ数戦と大きく変わりはしない。鞍上含め2着、3着に突っ込んで来そうなタイプの馬なので、上位人気馬が不安な今回は抑えておきたい所。
という事で、最終追い切りについて書いてみました。
今回はキセキの取捨が馬券的に1番の課題になりそうな1戦です。最終追い切りがポリトラックというのが引っ掛かる。今回はそこまで買いたいと思える馬ではなく…。
そうなるとどの馬を軸に狙って行くのかという事になりますが、最終追い切りを見て最も軸で狙ってみたい1頭を紹介します。
注目馬はこちら⇒ゼーヴィント