高松宮記念2018のデータ 其の3
高松宮記念2018のデータ其の3 K
高松宮記念2018予想と一週前追い切り
ようやく春のG1ウィークがこのレースから始動します。これまでは注目度の低いレースが多かった感じですが、高松宮記念を皮切りに大阪杯、桜花賞、皐月賞とG1がここから続く。これまでは少頭数の重賞が多かった感じですが、ようやく有力馬がメイチというレースが続きます。今週からは連勝して行きたい!
それでは有力馬を中心に一週前追い切りについて分析してみたいと思います。
3月15日南W良 強め
69.9-54.2-39.7-12.5[9]
ダノンアイリスのとの併馬を消化したが全体時計はそこまで速くはない。しかし、動き自体は悪く無いので最終追い切りに注目。冬場のレースという事もあり昨年と違い前哨戦を使えたのは強み。昨年は香港スプリントから間が開いての3着でした。それよりは圧倒的に今年のローテーションの方がいい。7歳になったが手薄なスプリント路線だったらまだまだ活躍できる。今回は得意舞台の中京だし条件は揃っている。昨年以上の成績を収めてもおかしくないでしょう。
3月15日栗東坂路良 一杯
49.2-36.3-24.5-12.6
岩田ジョッキーを背に全体時計49秒2と好時計を計測。これだけ早ければ終い12秒6も仕方なし。フェブラリーステークスでも強力な牡馬相手に、
5着という結果だったし、もうちょい距離が短ければあわやというレースでした。香港スプリント、フェブラリーステークスと、ここからの高松宮記念は楽ではないと思うが、一週前追い切りの時計は悪く無い。これで内枠を引ければ昨年の再現まである。
ファインニードル
3月15日栗東CW良 一杯
94.7-78.3-63.7-49.8-37.0-12.1[7]
マイハートビートとの併馬で1秒近く追走し先着。
この馬のCWで自己ベストの時計を出して来ました。シルクロードステークスを叩いてここメイチの仕上げ。今、この馬が出せる力を発揮出来そうな仕上げです。この馬、枠に恵まれて好走する事が多いので外枠だったらどうだろう?特に、このメンバー相手に左回りで良績がない馬なので、前走は重視する事が出来たが今回は正直微妙かも。
セイウンコウセイ
3月14日南W良 強め
66.3-50.6-37.4-12.4[8]
単走ですが好時計を出して来ました。最近は追い切りで時計を出しても競馬で揉まれて結果を出せないレースが続いていたが、シルクロードステークスから完全に復調気配。一週前追い切りを昨年と比較するとむしろ今年の方が良さそう。道悪の昨年のこのレースでは完勝と言える競馬だった。今年も道悪になれば当然評価を上げたい1頭。立て直してこのレースを目標にキッチリ仕上げて来ていると思う。代り映えしない今のスプリント路線で得意条件が揃えば有力。一週前追い切りがいい。
3月14日栗東坂路良 一杯
51.8-38.1-25.0-12.4
3歳の未勝利馬相手でやや手応えが見劣る場面もありましたが、一週前のこの馬にしては好時計を計測。相変わらずの脚部不安で阪急杯を使えず高松宮記念1本というローテ。ただ休み明けはいつもの事だし、鉄砲が効くタイプの馬。前走はスタートが良すぎて先行する形になったが、基本的には追い込み馬。今回も後方からの競馬をする可能性が高いと思いますが、前が流れる競馬なら8歳のこの馬でも十分通用するだろう。中京という舞台も悪く無いし。スプリンターズSでは2年連続で大敗しているが、脚質的には中山よりも中京の方が間違いなく合う。最終追い切り次第では重視する可能性はあります。
ダイアナヘイロー
3月14日栗東CW良 一杯
80.4-65.4-51.3-37.8-11.6[6]
福島厩舎解散の為、大根田厩舎に転厩初戦の1戦になります。厩舎が違うので追い切りの評価に関しては難しい所。阪急杯が久しぶりの逃げ切り勝ちという1戦でした。まさか、ここで馬券に絡むとは思いもしなかった…。ただ、阪急杯はダイアナヘイローに楽に逃げさせ過ぎ。他馬が全く絡んで行かず、そういう展開になればそりゃ前が残る。今回はG1でペースが楽になる訳がない。それに加えて中京という舞台がプラスに働くとは思えず、この手のタイプの馬にとっては厳しいレースになると予想出来る。
という事で有力馬中心に一週前追い切りについて書いてみました。
G1なので、どこの陣営もここメイチで仕上げて来ると思います。普段は人気の盲点になりそうな馬を見つけて高配当を狙いますが、この路線は変わり映えもしないし、ある程度実力決着になると想定できる。
格下馬はG2、G3で何とか権利を取る為に仕上げて来ますが、ここはG1なので有力馬もキッチリ勝負になる仕上げで来るので、力が足りない馬の台頭はほぼ無いと考えます。展開こそあれ、力がある馬が普通に上位に来るでしょう。
人気順の成績は以下の通り。
1番人気の複勝率が88.9%。7番人気以下はほぼ馬券に絡んでいない。これはもう無理に逆らってもムダだと思う。
普通に力上位の馬を評価して、後は枠と馬場を考えるのみ。