金鯱賞2018のデータ 其の8
金鯱賞2018のデータ其の8 R
今回は金鯱賞2018|予想オッズ2番人気のサトノダイヤモンドを徹底分析!
昨年の凱旋門賞からの休み明けになるサトノダイヤモンドですが、今回はスワーヴリチャードに人気を譲り国内では日本ダービー以来の2番人気になりそう。各メディアでは〝調教の不安〟などを含め色々と不安な要素が書かれていますが、果たして実際はどうなのか…?競馬ファンの中でも取捨選択の考えが分かれそうですが、色々な角度から〝サトノダイヤモンド〟を分析して取り扱い方を考えて行きましょう!
【金鯱賞2018】予想考察
元々はデビューから注目されていた馬であり、3歳時は菊花賞・有馬記念を制覇するなど日本の中でトップクラスの実力の持ち主。実際に国内では3着以内を外した事のない安定感があり普通に考えれば1番人気でもおかしくないような馬だが、
昨年秋のフランス遠征(フォア賞・凱旋門賞)の大敗で手のひらを返したように今回は人気を落としそうだが、
・普通に危険な人気馬と考える人…
・このオッズで買えると逆に狙う人…
意見が分かれそうな所ではありますが、この後の分析にてジックリと書きます。
<サトノダイヤモンドを徹底分析>
まずは成績をご覧ください…
デビュー戦は、1頭だけ古馬の風格がある様な落ち着きで、サトノの馬らしい品のある馬と感じたのが第一印象。3戦目のきさらぎ賞も明らかに他の馬とは違うオーラ的がヒシヒシと伝わってきました。その時に2016年のダービー馬はサトノダイヤモンドが勝つと確信を持ったのですが、マカヒキに敗れて無念の2着…。やはりダービーを勝つには実力以上に運の力も重要であると改めて再認識しました。
余談はこの辺りにして、本題の分析の方へ行きましょう。
今回はサトノダイヤモンドの適性云々を語るのではなく、少し違う視点で取り扱い方を考えて行きます!
正直な所、今更サトノダイヤモンドの特徴を分析して今回の条件が向ている、向かないを考えても意味はないかと…。
これだけの実績があるスターホースですから、問題はそこではないはず。
・自分の力を出せるのか?
・出せないのか?
この2点に尽きます。
まずはその辺りを含めながらディープ産駒の傾向を分析して行きます。
まず、基本的にディープインパクト産駒は〝優等生タイプのお坊ちゃま〟が多く、1回でも惨敗をしてリズムを崩すと立て直すのに時間を要する傾向があります。
例えやすく言うなら「上流家庭で可愛がられて育てられた子が、一度の挫折から立ち直れなくなる」的な。
実際にこれまで芝・重賞を勝利したディープ産駒は152頭いますが、
その中で前走着順別の結果を見ると…
このデータを見ても分かる通り、「前走着順が良い順に好成績」です。
特に前走・1着の馬が圧倒的な成績です。
さて、今回のサトノダイヤモンドは「前走14着」でありデータで見ると1番下に該当します。
数字を見る限り前走・10着以下から巻き返した馬も8頭は存在しますが、その馬はコチラ…
まず全てに共通することが「全馬・中5週以上を開けている」です。前走でボロ負けした精神的な不安を取り除くには〝十分に間隔を開けてリフレッシュさせること〟が非常に重要。
その点で考えると、今回のサトノダイヤモンドは凱旋門賞を惨敗した後から5ヵ月半の期間を開けての出走であり、十分な間隔を取りフレッシュな状態で走らせるという点では好走条件をクリア。
状態面を抜きにして臨戦過程だけを見るのであれば十分に狙えると見ています。
調教に関しては全く見ない部分があり何とも言えないですが、逆にこれだけメディア等で不安がささやかれて人気を落とすのであれば〝逆に狙い目…?〟と考えるのも悪い選択のではなさそう。
日本競馬界のスターとして頑張って欲しい所ですが、果たして…。
最後に金鯱賞の本命候補の馬・オススメの穴馬。
本命候補 スワーヴリチャード
穴馬 ブレスジャーニー