フィリーズR2018のデータ 其の5
フィリーズR2018のデータ其の5 Y
【阪神芝1400mコースデータ】
ディープブリランテ産駒に注目!
本日は、フィリーズレビューの舞台である阪神芝1400mのコースデータをご紹介いたします。
内がやや有利
始めに阪神芝1400mの枠順別成績です。
◆阪神芝1400mの枠順別成績(2016年以降)
枠順は内がやや有利な傾向。1、2枠を合計すると【26.15.20.189】(勝率10.4%、連対率16.4%、複勝率24.4%、単回収率81%、複回収率96%)と高水準な数字を残しています。外に行けば行くほど数字が落ちるわけではありませんが、内がやや有利程度には思っておいていいでしょう。
ちなみにフィリーズレビューの枠順別成績は以下の通りです。
◆フィリーズレビューの枠順別成績(過去10年)
内、中、外の差はほとんどない印象。16年は2番→9番→7番ゲートで決まったのに対し、17年は16番→15番→13番ゲートでの決着。枠順による有利・不利よりも、その時の馬場や相手関係などで立ち回り決着になるのか、外差し決着になるのかを考えたほうがいいかもしれません。
阪神芝1400mを得意としている騎手は?
次に阪神芝1400mを得意としている騎手を見ていきましょう。
◆阪神芝1400mの騎手別成績(2016年以降)
1位はルメール騎手。複勝率は53.3%をマークし、単・複回収率ともに高水準。特にルメール騎手の特徴でもありますが、8枠時に【3.2.0.2】(勝率42.9%、連対率71.4%、複勝率71.4%、単回収率110%、複回収率98%)と好成績を残しています。
2位は川田将雅騎手。複勝率はルメール騎手に次ぐ51.0%をマークし、単・複回収率ともに100%を超えています。同コースで行われる重賞でも16年阪急杯5番人気3着ブラヴィッシモ、16年フィリーズレビュー8番人気1着ソルヴェイグ、16年阪神カップ7番人気1着シュウジ、18年阪急杯2番人気3着レッドファルクスなどたびたび好走を果たしており、阪神芝1400mを得意にしているのが分かります。
福永祐一騎手も川田将雅騎手に次いで優秀な成績。重賞でも16年フィリーズレビュー1番人気2着アットザシーサイド、17年阪神カップ3番人気3着サングレーザーで好走を果たしています。
1位はディープブリランテ。複勝率は47.6%を誇り、単・複回収率ともに100%を超えています。サンプル自体は少ないのですが、イノバティブ、メイショウベルボン、ディアボレットなど様々な馬が同コースで結果を残しており、相性がいいと言っていいでしょう。
2位以下は一長一短なイメージですが、サンプルが多い中ではダイワメジャーは優秀といってよさそう。ベタ買いでもそれなりに好成績を収めていますが、単勝29.9倍以下の馬に限ると…【12.9.7.35】(勝率19.0%、連対率33.3%、複勝率44.4%、単回収率142%、複回収率101%)と単・複回収率ともに100%を超えています。
ディープインパクトは単回収率48%、複回収率46%と苦戦気味。フィリーズレビューでも7頭が出走して【0.0.1.6】(勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率14.3%、単回収率0%、複回収率25%)と結果が出ていません。