フィリーズR2018のデータ 其の4
フィリーズR2018のデータ其の4 K
フィリーズレビュー2018予想と一週前追い切り
チューリップ賞に続き、桜花賞トライアルのこのレース。舞台は阪神1400m。傾向としては阪神JF組が上位に来やすいレースではありますが、今年の場合は阪神JFの上記3頭が抜けていた印象なので、過去の傾向とはちょっと変わって来るかもしれません。それでは上位人気になりそうな馬を中心に一週前追い切りを見て行きたいと思います。
2月28日南W良 馬なり
71.3-55.8-40.8-12.9[8]
中間はプール調整を含めての追い切りを消化。一週前はロジャージーニアスを1秒追走する形式。そこまで時計を出してはいないがこの馬らしい時計で終了。この中に入れば阪神JFで最上位に来ている通り実績上位。本番の1600mで強い相手とやればどうかとは思いますが、1400mなら大きく崩れる事は無さそう。紅梅ステークスも完勝と言える内容でした。このメンバーなら上位台頭はありそうです。
アマルフィコースト
2月28日栗東CW良 一杯
85.9-69.1-53.3-38.7-12.0[7]
一週前は自己ベストとまでは行かないが好時計をマーク。新馬戦、中京2歳ステークスと強い競馬でしたが、ファンタジーステークスが案外な結果に。本来であれば阪神JFに出走予定でしたが、気性面がネックになり休養に入った馬です。そもそも阪神JFに出走していた場合は上位に来てもおかしくない馬だと思っていたので、気性が成長していれば本番でも面白い1頭だと思います。
ラテュロス
87.9-70.9-54.6-39.4-11.4[7]
予想オッズを見ると上位人気に支持されそうな馬ですが、賞金順で考えると抽選対象の馬なんです。この馬、未勝利勝ちしかしていないので。一応アルテミスSの3着があるので上位人気に推されるかもしれませんが、近走はあすなろ賞を使ったりとローテーションも微妙だし、抽選対象の馬なので何とも言いずらい。
アンコールブリュ
82.5-66.5-51.2-37.6-12.1[5]
一週前はエタリオウとの併馬。コースの内目を通りそこまで目立つ時計ではない。つわぶき賞では大外枠から出遅れ。そのまま外々を回される展開だったが、最後はしっかり伸びての差し切り勝ち。エンジンの掛かりが遅い馬なので阪神の内回りはどうだろう?一週前の追い切りではエタリオウに1秒近く遅れているので、最終追い切りでキッチリ仕上がって来るかどうかという所。
コーディエライト
2月28日栗東坂路良 一杯
52.0-38.2-25.5-13.2
一週前は坂路で。全体時計を52秒にまとめて来ました。阪神JFがちょっと負け過ぎですがスピードがある馬なので、距離短縮はプラスに働く可能性は高い。実際に1400mだと連対率は100%という成績の馬です。ただ、どちらかと言えば左回りの方が良い馬なので、今回も右回りのコースでどうかという所。
トロワゼトワル
2月28日栗東CW良 ゴール前気合付
84.1-68.8-53.7-39.7-12.2[7]
一週前はコースで未勝利馬相手ですが好時計をマーク。この馬も抽選の対象で本当にギリギリのラインにいる馬ですが、ここまで馬場だったり、出遅れだったりと本当にツイていない競馬が続いています。しかし新馬戦の競馬の内容だったらもっとやれて良い馬だと思います。これまで1600mばかり使わて来ましたが、1400mへの距離短縮はプラスに働きそう。最終追い切りに注目したい1頭です。
デルニエオール
61.4-44.0-28.0-13.9
レース間隔が詰まっているので一週前は軽め。最終追い切りに注目。オルフェーヴルの全妹という馬で注目されている1頭です。能力的には疑いようの無い馬だと思います。どうやら気性に難を抱えているようです…さすがこの兄弟という感じ。舞台設定は合う馬だと思うので最終追い切りでどこまで時計を出して来るか?
という事で今回上位人気に支持されるであろう馬を中心に、一週前追い切りについて書いてみました。
登録馬の数が多いので除外対象の馬がいる分、出走馬が確定しないと、何とも言いづらいレースかなと思います。上位人気になりそうな馬も抽選の対象ですから。
そんなフィリーズレビューですが過去10年の成績がどうなっているのか?確認してみたいと思います。
1番人気の連対率、複勝率こそ50%ですが、勝率はそこまで高くなく、勝ち馬には下位人気の馬も見受けられます。そこそこ荒れるレースと考えて良さそうです。
そこも踏まえて、一週前追い切りが良かったと思う1頭を紹介します。
注目馬はこちら⇒ナディア