金鯱賞2018のデータ 其の5
金鯱賞2018のデータ其の5 K
金鯱賞2018の予想
大阪杯へのステップレースとして、ここで初めてサトノダイヤモンドとスワーヴリチャードがぶつかるという、注目度の高い今年の金鯱賞。しかし、注目するべきはこの2頭だけではなく、上がり馬のトリオンフやヤマカツエースなども出走し、かなりの好メンバーが揃った1戦になりそうです。それでは有力馬を中心に分析して行きたいと思います。
それでは金鯱賞の一週前時点での有力馬分析の方へ。
スワーヴリチャード
そこまで器用な馬では無いので、左回りのコースに良績が集中しているのは周知の事実。目指す所は大阪杯の馬で金鯱賞から始動になりますが、まあこの条件で軽視するのはさすがに無謀。詳しくは一週前追い切りなどを見て考えたいとは思いますが、ここは普通に通過点の可能性が高い。
昨年までは主役級の活躍を見せていた馬ですが、フランスの競馬ですっかり存在が薄くなってしまった感じ。本来であればスワーヴリチャードを置いて1番人気になるであろう馬なのに。凱旋門賞以来の1戦になるし、正直あの負けっぷりを見てしまうと…。馬場が合わなかったので、日本ならまだまだ主役級の馬だと思うのですが。目標は春のG1で間違いないと思うので始動戦の今回はやや割引きが必要かも。
現在金鯱賞を2連覇中の馬。中京の2000mは2勝を挙げているので舞台設定は疑いようがない。それもあって今年も上位人気に支持されると思います。ただ、直近2年の金鯱賞に比べて今回は相手が強いんですよねぇ。適正に関しては疑いようのない馬だと思いますが、今年は過度な期待は禁物かもしれません。
メートルダール
若駒の時に期待されていた馬ですが、ようやく中日新聞杯で初の重賞制覇。関屋記念の大敗は時期的なものと距離、展開全てが噛み合わず、ノーカンに出来る1戦ではある。そもそもの素質を考えれば今回の相手でも見劣る馬では無く、ここに入ってもやれる馬。今回が試金石の1戦にはなりそうですが、ここで勝ち負け出来れば先にもつながって来るハズ。
トリオンフ
3連勝し重賞戦前に一気に名前を挙げてきた上がり馬。しかも、その競馬の内容が本当に強い。しかし、金鯱賞を使わずに本番の大阪杯に直行の可能性が高いようです。ここまでの連勝を見ると中京はどうだろう?という所もあるので、大阪杯の方が合うかもしれません。本番でどれくらいの人気になるのかはわかりませんが、今の成長力なら有力古馬と戦っても面白そう。
怪我やら転厩やらで何かと順調に使えない馬ですが、チャレンジカップで復調気配は見せました。2歳時を見てもわかる通り左回りは大得意。そう考えると近走よりは舞台設定は合います。ただ、やっぱり成長力に疑問が残る馬なので、そこまで重視したい馬では無いかなと。
という事で一週前の時点ではありますが、有力馬について書いてみました。
オッズ的にはスワーヴリチャード、サトノダイヤモンドが抜けた人気になりそうです。確かにこの2頭の激突はかなり面白そう。サトノダイヤモンドは状態面次第だと思いますが、まあスワーヴリチャードは堅いだろうと思っています。後はどの馬が上位台頭して来るか?という1戦になりそう。
そこで、この舞台だからこそ、好走できそうな1頭を紹介します。
注目馬はこちら⇒ダッシングブレイズ
あまり人気になら無さそうですが激走があるなら今回の舞台が濃厚。小回りよりも左回りで直線が長いコースの方が合う馬。