弥生賞2018のデータ 其の8
弥生賞2018のデータ其の8 K
弥生賞2018予想と一週前追い切り
皐月賞に向けて重要なトライアルレースになりますが、一体どの馬が上位台頭して来るのか?有力馬はすでに権利を持っていますが、ここで権利を獲得したい馬もいます。皐月賞は当然ですが、その先にはダービーが待っています。なんだかんだであっという間にダービーになりそう。それでは有力馬を中心に、一週前追い切りの方を見て行きたいと思います。
各馬の追い切りを確認しましたが、やっぱりこのレベルになると古馬と併馬しても、全く見劣らないし時計も優秀だと思います。最近は栗東のCWが時計が出やすい感じもしますが前哨戦の調整とは言え、少頭数の1戦ですが基本的に有力馬は優秀な時計を出しています。
ダノンプレミアム
85.1-68.7-53.8-39.0-11.2[8]
併馬はゼンノタヂカラオ。追走する形式でしたが、並んでからはアッサリと交わし好時計をマーク。コース取りを考えても優秀な時計です。この状態ならいきなり能力を発揮できそう。脚質的には中山2000mは問題ないと思うので、後はこの距離へ対応出来ればという所。ここで距離をこなしてこのメンバー相手に勝ち切るとなれば皐月賞でも逆らえないかと…
2月22日栗東CW良 一杯
96.0-80.1-65.5-51.0-37.3-12.0[4]
併馬はエタリオウ。ビッシリ一杯に追って好時計。コースでは2本長めに追っています。2月15日には6ハロン77秒9という時計も計測している。これ位の時計を出していれば状態面は問題ないと判断出来ます。距離に関しては全く問題ないので、後は小回りに対応できるかどうか?脚質的にも本当に問題はそこが1番だと思います。
2月21日南W良 馬なり
70.3-54.4-40.3-13.4[8]
この厩舎らしく中間も馬なりで乗り込み。一週前はアヴニールマルシェと併馬で消化。時計は出していないが動き自体は悪く無い。最終追い切りに注目したい所。今回はこれまで戦って来た相手に比べて楽じゃないレベルになりますが、阪神のシクラメン賞で楽にあれだけの時計を出しているので、いきなり通用してもおかしくはない。開催時期も馬場も違いますが、阪神1800mの持ち時計であれば、ダノンプレミアムよりも優秀な時計を持っています。距離に関する不安も無い馬なので仕上がり次第ではいきなり勝ち負けまで。
ジャンダルム
2月22日栗東CW良 一杯
83.1-67.6-52.6-38.2-11.4[8]
併馬はサトノダイヤモンド。先行する形式でしたが、先行し最後はサトノダイヤモンドを突き放す内容。これは前走時よりも良さそうだと思います。このメンバーだからこそ、この人気に落ち着いていますが、そもそもホープフルステークスで舞台適正は示している馬だし、他馬に比べれば不安要素が最も少ない馬。前走で距離も克服しているし、この相手でもやれるハズ。上記3頭に全くヒケを取らない馬だと思います。
サンリヴァル
2月22日栗東坂路良 一杯
51.7-38.2-24.5-12.3
アンヴァルとの併馬でしたがラストは相手が一杯一杯で、この馬は楽な手応えで好時計を出して来ました。前走時は坂路で全く時計を出していませんでしたが、今回は坂路でも51秒と好時計。ホープフルステークスと調整を変えてこのレースに。
これは今回プラスに働く可能性は高いかもしれません。前走は一週前の坂路が59秒と全く時計を出していなかった。今回は展開利も見込めるし粘り込みの可能性は十分あり得る。
リビーリング
2月21日南W良 馬なり
72.4-56.4-41.6-13.6[7]
新馬戦は行きっぷりが良すぎて道中掛かる場面も。直線で物見をしたりとちゃんと走っていなかったが能力で押し切った感じ。セントポーリア賞では物見なども新馬戦よりはマシになっていましたが、折り合いをつけて最後の直線ではハッピーグリンとの叩き合いで敗北。完成度で言えば上記の馬たちに比べると落ちる印象の馬。まだまだ幼い感じです。ここに入っていきなり通用するかと言えば微妙な感じ。
という事で今回人気の中心になりそうな馬を中心に、一週前追い切りについて分析してみました。
他には戸田厩舎のダートで新馬戦を勝ち上がった馬や、高橋文厩舎の未勝利を勝ち上がったばかりの馬など。後は森厩舎の3頭出しで未出走馬までが出走します。この辺りの馬じゃちょっと厳しい1戦だと思います。実質5頭での戦いになりそうな1戦。有力な無敗馬の中でどの馬が勝つのか楽しみな1戦ですねぇ。比較的、朝日杯FS組が好走しているレースですが、この世代からホープフルステークスがG1に昇格した為、過去の傾向とはまた違ったレースになるかもしれません。
そんな今年の弥生賞ですが一週前追い切りが最も良かったと思える馬を紹介します。
注目馬はこちら⇒ジャンダルム