中山記念2018のデータ 其の12
中山記念2018のデータ其の12 O
中山記念2018の予想と最終追い切り考察
さぁ、早くも木曜日になり各馬最終追い切りを終えました。この時期の重賞はほぼ書くことが一緒になってしまうのですが、やはり大事なのは【各馬の状態面】です。これに限ります。
ペルシアンナイトやヴィブロスは叩き台濃厚と考えるのが妥当ですが、ここら辺はやはり実際に追い切りを見て状態面を分析することが必須。また、ここを全力で取りに来ている伏兵がいるのなら、オッズ次第では全力で狙っていきたいところです!では早速一頭ずつ追い切りを分析し、予想していきましょう。
中山記念2018予想|最終追い切り考察
ペルシアンナイト【 B-A 】
02/21(水) 栗CW 良 2頭併せ 馬なり余力
6F 84.4 – 67.2 – 51.6 – 37.6 – 12.0 [6] Mデム
08日、15日とビッシリ負荷をかけられて好時計をマーク。特に一週前追い切りの15日は全体、終い共に素晴らしい内容。うーん、ここに全力仕上げでくるはずもないですし、いつも時計は出る馬なのでそのまま評価は出来ないですが…普通にこれだけ動いていれば8,9割くらいのデキはありそう。この後は距離延長か短縮かわかりませんが、今後を試す意味でもここはある程度仕上げてきたか。軽視禁物。
ウインブライト【 B-B 】
02/21(水) 美南W 良 単走 馬なり余力
6F 84.4 – 68.7 – 53.6 – 39.5 – 13.1 [5] 松岡
4週連続で松岡が乗る意欲的な調整。金杯からのローテとなりますが中間は馬なりオンリー。時計はそこそこ出ているので問題ないとは思いますし、前走よりは明らかに動きも時計も良さそうなので力は出せるか。長くいい脚を使えるタイプで動くタイミングが鍵になりそうですが、この小頭数はプラスで普通にここは好勝負になりそう。
ヴィブロス【 B-C 】
02/21(水) 栗坂 良 単走 馬なり余力
4F 54.7 – 39.7 – 25.4 – 12.6 助手
中間はノーザンファームしがらきで調整され、帰厩してからは軽めの調整を繰り返される。一週前はビッシリウッドで負荷をかけられて好時計をマーク。最終追い切り馬なり調整はいつもの事ですが、全体時計も平凡でやはりここは叩き台濃厚仕上げです。何より鞍上が内田というのが、今まで通り叩き台濃厚。先を見据えての仕上げで、今回軸にすることはまずない。
アエロリット【 B-A 】
02/21(水) 美南W 良 2頭併せ 馬なり余力
4F 52.9 – 38.8 – 12.9 [7] 調教師
いつも通りノーザンファーム天栄で中間は調整され、帰厩後はウッドと坂路で十分に乗り込まれる。馬なりオンリーの調整ですがこれはいつも通りの事で、道中行きたがるシーンを見せていた前走は天栄帰りでなく、ノーザンファーム空港帰りだったこともあったかもしれない。天栄帰りでは大きく崩れておらずここは力出し切れるか。
サクラアンプルール【 B-B 】
02/21(水) 美南W 良 2頭併せ 馬なり余力
5F 69.4 – 54.7 – 40.5 – 13.5 [5] 助手
一週前にウッドでビッシリ負荷をかけられて好時計をマーク。最終追い切りは時計・内容ともに軽めの調整ですが、いつも時計はそこまで出さない馬で問題なし。去年の中山記念時の時計と比べても今回の方が全然優秀ですし、何よりこの絶好枠を引けたのは大きい。ここは一週前から軸予定でしたがオッズ次第でその考えは揺るがない。
中山記念2018予想|最終追い切り考察まとめ
ざっと人気になるであろう有力馬の状態面を分析してきましたが、正直どの馬も可もなく不可もなくといった感じ。ただ、有力馬で一番良く見えたのはペルシアンナイト。ここは叩き台濃厚と見てましたがある程度作ってきた印象ですし、鞍上にはミルコですから。予想でも重視する予定。
小頭数の一戦ですし大荒れの可能生は低そうですので、やはり「買い方」と「相手をどれだけ絞れるか」が重要になってくる。
ということで最後になりますが、追い切り分析後に最も気になっている穴馬を公開します。
この穴馬 → ショウナンバッハ【 A 】
02/21(水) 美坂 良 単走 一杯に追う
4F 49.2 – 36.0 – 24.0 – 12.2 助手
11日、15日と坂路で好時計を出し、最終追い切りではビッシリ負荷をかけられて自己ベストの猛時計。状態は間違いなく良いでしょうし、力を出し切れるデキにある。前走は縦長の展開になり長く良い脚を求められた結果伸びきれず。どちらかというとギリギリまで脚を溜めてのタイプなだけに、今回馬群一団で去年のような流れになれば確実に終いは追い込んでくるはず。小頭数は大幅プラスですし、前走の内容だけで人気ガタ落ちなら狙い目か。