フェブラリーS2018のデータ 其の11
フェブラリーS2018のデータ其の11 K
フェブラリーS2018最終追い切り後の見解
すでに木曜日となり出走馬が確定しました。最終追い切りも終了し、後は枠順が確定するのを待つのみ。しかも今週末は4重賞を控えているんです。先週は4日開催で今週は4重賞…忙しい一週間になりましたが、今週1番のメインレースはこれでしょう。それでは最終追い切りと共に有力馬について書いて行きたいと思います。
このレースは1番人気が高確率で馬券に絡むレース。最終追い切りを見ても基本的に有力馬の動きが良いと感じました。大振りは厳しい1戦になりそうです。
2月14日栗東坂路良 末強め
49.8-36.6-23.9-12.1
一週前好時計でしたが最終は藤懸を背にとは言え49秒8と破格の時計をマーク。この馬の自己ベストを更新して来ました。行きっぷりも抜群。中間はプール併用ですが、陣営の話だとこれがプラスに働いている模様。得意舞台の1戦でこの状態であれば逆らう余地なし。昨年も強い競馬でしたがチャンピオンズカップを見た感じだと、更に成長している可能性が高そう。普通に最有力と考えて良さそうです。
テイエムジンソク
82.3-66.0-51.1-37.9-12.3[8]
鞍上を背に前走時よりも時計を短縮して来ました。ここに向けてキッチリ、という感じです。今回は芝スタートのマイルになりますが、色々と初物づくしという1戦になります。それでも器用な馬なので様々な条件に対応して来ました。ローカル競馬場で強い競馬をしたかと思ったら、中京に替わっても強さを発揮。先行力があるので距離短縮もさほど気になりはしない。あとはマイル戦のペース次第になりそうです。
サンライズノヴァ
2月14日栗東坂路良 一杯
52.2-38.0-24.7-12.2
レース間隔が詰まっている為、一週前は軽めだったのですが、最終でビッシリ追って好時計を出して来ました。東京ダートは得意な馬なので今回も有力馬の1頭。ちょっと気になる点と言えば57キロという斤量です。後は枠と当日の馬場次第と言えそう。脚抜きの良い馬場であれば強さを発揮する馬なので、出来れば週末にひと雨でも降って欲しいタイプ。そこは予想の中で考えておきたい点ではあります。
2月14日南W良 馬なり
84.4-68.3-53.5-38.9-13.7[7]
前走時も時計を出していましたが最終馬なり好時計をマーク。根岸Sがサンライズノヴァと2キロの斤量差がありましたが、今回は同斤量の1戦になる。その点だけでもサンライズノヴァよりも条件が好転するし、そもそも東京マイルを得意としている馬。今の状態なら一時期の不調時から復調したと考えて良いと思うし、G1勝ちはありませんが過去にも善戦はしていました。前走よりも状態が良いとなれば有力馬の1頭でしょう。
2月14日栗東坂路良 末強め
51.6-37.4-24.5-12.5
鞍上を背にですが、この馬の自己ベストを更新して来ました。レースを使っている割りにはデキ落ちは感じない時計。帝王賞と川崎記念を勝っている馬なので実績はここでも。東京マイルという舞台だとやや分が悪い感じはしますが、今回はコパノリッキーがいないので枠次第でこの馬が前か、テイエムジンソクが前か、というレースになりそう。この舞台だと勝ち切るのは至難の業だとは思いますが、仕上がりは悪く無さそうなので自分のペースで行ければ上位争いの1頭。
83.1-67.3-53.3-39.7-12.8[4]
コース取りを考えると物足りない時計。年齢的な上積みは見込めないし武蔵野S時と比べると、相手が強化される事でこの馬にとって楽なペースは望めない。舞台設定は合う馬なので穴狙いで一考す余地はあると思いますが、今回は他の有力馬の状態が良さそうなだけに…この馬が馬券に食い込む余地が無さそうな気はします。
ということで有力馬を中心ではありますが最終追い切りの方を見て来ました。今年のフェブラリーステークスも好メンバーが揃いました。
上記の他にもニシケンモノノフもいるし、牝馬だったらララベルやレッツゴードンキなどが出走します。牡馬のベテラン勢で言えばベストウォーリア、アウォーディーもいるし。本当に良い馬が多いですね。
ただ中心視したいとなればやっぱり勢いがある 4~5歳馬の方に魅力を感じます。特に最終追い切りで破格の時計を出して来たゴールドドリーム。
チャンピオンズカップで完璧な騎乗を見せたムーアが騎乗するので、今回はどんなレースを見れるのか?楽しみです。
ゴールドドリームは当然重視します。後は上位台頭しそうな馬でどの馬を重視するのか?考えたいと思います。
その中で最終追い切りも良く重視したい1頭を紹介します。
注目馬はこちら⇒ノンコノユメ