ダイアモンドS2018のデータ 其の2
ダイアモンドS2018のデータ其の2 R
今回は東京競馬場(芝3400m)で行われるダイヤモンドステークス2018予想考察|過去の傾向とデータ分析
長距離のマラソンレースで高齢馬の常連が集まるダイヤモンドステークスですが、今年も1番人気が予想されるフェイムゲームを筆頭に7歳以上の馬が8頭も登録しています。〝アルバートで鉄板〟と考えていましたが、まさかの出走しない状況…。そろそろ世代交代が進みそうな雰囲気が漂っているので、今回は若い馬に狙いを定めたいです。それではダイヤモンドステークス2018の過去の傾向とデータ分析から予想のヒントを探して行きましょう!
【ダイヤモンドステークス2018】予想考察
<過去の傾向とデータ分析>
過去5年の結果は下記の通りです。
着順/馬番/馬名/年齢:斤量
【2017】
1着:⑫アルバート(6歳:58キロ)
2着:④ラブラドライト(8歳:51キロ)
3着:⑧カフジプリンス(4歳:54キロ)
【2016】
1着:⑩トゥインクル(5歳:54キロ)
2着:⑯フェイムゲーム(6歳:58.5キロ)
3着:③ファタモルガーナ(8歳:56キロ)
【2015】
1着:⑯フェイムゲーム(5歳:58キロ)
2着:⑮ファタモルガーナ(7歳:56キロ)
3着:⑦カムフィー(6歳:51キロ)
【2014】
1着: ①フェイムゲーム(4歳:55キロ)
2着:④セイクリッドレバー(8歳:56キロ)
3着:⑩タニノエポレット(7歳:55キロ)
【2013】
1着:⑮アドマイヤラクティ(5歳:56キロ)
2着:⑥ジャガーメイル(9歳:58.5キロ)
3着:⑯メイショウカドマツ(4歳:54キロ)
冒頭でも書いた通り登録している14頭のうち8頭が7歳以上の高齢馬である状況。基本的に長距離のマラソンレースで問われる「持久力」は年齢を重ねても大きく衰えるものではなく、その点が高齢馬が多く出走して結果を残す要因として考えられます。ただ、さすがに衰えて過ぎている馬も多く、明らかに出走奨励金を狙って登録している馬も多い現状…。パッと出走馬を見た限り半分以上はバッサリと消せそうで印は絞れそう。ただ、買いたい馬がイマイチ見つからず勝負度としては低くなりそうですが、軽く観戦料を払う程度で楽しみたいです。
それでは次に過去のデータ傾向を分析して行きましょう!
過去5年の人気別成績を見ると…
長距離レースのハンデ戦で荒れそうなイメージとは裏腹に〝1番人気が4勝〟と堅実に好走しています。逆に最も人気がなく馬券に絡んだ馬も8番人気であり9番人気以降の馬はサッパリな成績。その原因として予想考察の冒頭でも触れた通り、
出走奨励金を狙い明らかに能力が衰えて通用しない馬が数多く出走する事が考えられます。今年も失礼な話ながら出走馬の半分以上はその様な境遇の馬である気が…汗。無理筋な穴狙いをするレースではなく、適性・能力のある人気馬を探せるか?これが予想の上では重要なポイントになりそうです。
次に過去5年の斤量別データを見ると…
近年のハンデ戦で良く見られる傾向の通り「重いハンデの馬が好成績」を誇ります。特に57.5キロ以上の馬は6頭出走して4頭が馬券圏内に来る抜群の相性。今年は1番人気が予想されているフェイムゲームの1頭が該当しますが、果たして…?
最後に過去5年の年齢別データを見ると…
長距離レースで高齢馬の成績が良いと連想しそうですが、意外にもコチラに関しては意外にも「4・5歳」の馬が好成績。さすがに東京コースで行われる長距離戦だけに、単純なスタミナだけでは通用せず、スタミナ+瞬発力を備えている「若い馬」が好走するイメージ。今年はこの点が予想を固める上で重要なポイントになりそうです。
今回のまとめ
通常であれば過去の傾向とデータ分析をした後に各馬の分析を行いますが、今回は変則4日間開催の後で時間が全く無く割愛させて頂きます。
では、最後に現段階で注目している馬をご紹介します!
⇒【ホウオウパフューム】
デビュー戦からの競馬を見る限り長丁場の適性は高く〝3400m〟の距離にも十分に対応できるスタミナはある。
これまで3勝している全てが東京コースである様に広く直線の長いコースはベスト舞台。準オープンの身からの格上挑戦になるが、近走で見せている末脚は魅力的で今回のメンバーの中では決め手上位の存在。「コース適性・ハンデ・格上げの鮮度」と3拍子揃い一発のチャンスは十分にある。