フェブラリーS2018のデータ 其の1
フェブラリーS2018のデータ其の1 O
フェブラリーステークス2018の予想オッズと出走予定馬考察
まだ一週前時点ですがフェブラリーの予想をしていきます。遂に2018年1発目のG1レースが来週開催されます。的中して最高の形で春競馬を迎えたい。そのために一週間かけてじっくり予想していきましょう!
今のダート路線は主役がいない!
完全に主役となる馬がいなくなっているのが今のダート路線。その象徴として最近のダート重賞は荒れまくってます。
【2017年】
みやこS:68,120円
武蔵野S:1,783,490円
チャンピオンズC:158,490円
【2018年】
東海S:49,170円
根岸S:20,200円
とにかく堅く収まっていない最近のダート重賞。
しかし…
今回間違いなく1番人気に押されるであろうテイエムジンソク。この馬は鞍上がフルキチに変わってから7戦して1度も連を外したことがなく、G1でも通用することを2走前に証明。主役不在のダート路線に、やっと主役になれるだけの馬が現れました。
では、ここもテイエムジンソクで決まりなのか?
それとも逆転候補の馬が他にいるのか?
一発狙っていくためにもしっかり予想していきたいと思います。
ではまずはフェブラリーステークス予想オッズから。
フェブラリーステークス2018予想オッズ
1 テイエムジンソク 2.3
2 ゴールドドリーム 3.2
3 ノンコノユメ 6.1
4 サンライズノヴァ 6.6
5 ケイティブレイブ 15.0
6 アウォーディー 24.4
7 インカンテーション 29.6
8 レッツゴードンキ 32.2
おそらくジンソクはフルキチが鞍上なので、単勝1倍台はないと思います。1番人気はほぼ確実だと思いますが…。ゴールドドリームはムーアが騎乗予定。もしかすると人気が逆転する可能性あるかもです。まぁ2強オッズはまず間違いないと思います。
しかし残りがどんぐりの背比べ。果たしてここも波乱決着となるのか?それとも堅く収まるのか?
一頭ずつ分析して予想していきましょう。
フェブラリーS2018予想|出走予定馬考察
テイエムジンソク(古川)
東京実績【 0 . 0 . 0 . 0 】
距離実績【 0 . 0 . 0 . 0 】
フルキチに変わってから完全に覚醒したテイエムジンソク。まずこの馬がなぜ大きく崩れないのか。それはテンのスピードは速いのでどんな枠に入ってもまず好位置が取れること。 そして多少ペースが苦しくなっても粘り込めるだけの能力とスタミナがあること。理想のダート馬ですしこういうタイプは基本的に逆らいずらい。今回は初のマイル戦ですがこの馬がスピードについていけないとは思えませんし、普通にここも有力な存在だと思ってます。ただ、やはりG1でフルキチというのは気になる所。ムーアとフルキチは大舞台での経験の差が違いますし、現にチャンピオンズカップでも差し切られてますから。フルキチがどれだけの騎乗が出来るのか。そこだけか。
ゴールドドリーム(ムーア)
東京実績【 3 . 1 . 0 . 0 】
距離実績【 3 . 1 . 0 . 0 】
去年のこのレースの覇者で、去年と同じチャンピオンズCからのぶっつけでここへ。東京マイルは4戦3勝、4連対とパーフェクトですし、チャンピオンズカップからこの舞台に変わるのはこの馬にとってプラス。前走勝ち切っていますが更に条件は良くなる。この馬の課題は毎度スタートですが、実は芝スタートの東京マイルでは一度も出遅れたことがない馬。鞍上には再びライアンムーア。条件は揃ってます。この馬も人気ですが、逆らいずらく思います。
ノンコノユメ(内田)
東京実績【 5 . 1 . 1 . 2 】
距離実績【 4 . 1 . 1 . 2 】
前走の根岸Sでこの馬の評価を上げた理由は、まず東京千四にめっぽう強い内田騎乗だったことと、中間自己ベストをマークして明らかに勝負気配プンプンだったこと。しっかり結果を残しましたし、58キロを背負っていたことを考えれば強い内容。かつてのこの馬の末脚が戻ってきた印象です。ただ、前走は展開的にこの馬に向いた面も大きかった。それに前走ある程度仕上げているように映りましたし、ここに向けて状態を維持出来ているかが鍵になりそう。この馬が好走するには多少展開の助けは必要か。
サンライズノヴァ(戸崎)
東京実績【 3 . 1 . 0 . 1 】
距離実績【 2 . 0 . 0 . 1 】
前走の根岸ステークスは本命でお世話になった馬。この馬は賞金的にこのレースに出れるか怪しかったので、何としても前走結果を出して賞金加算しておきたかった所。それが中間の追い切りを見ても伝わってきましたし、ある程度前走で馬を仕上げていたと思います。なので今回は大きな上積みは正直見込めなそう。鍵になるのは状態面。究極仕上げでないとこのメンツで勝つのは厳しいか。
ケイティブレイブ(福永)
東京実績【 0 . 0 . 1 . 2 】
距離実績【 0 . 0 . 1 . 2 】
前走の川崎記念は同型不在だったこともあり、消極的な福永でも楽に逃げれて結果を出した。被されるとダメな馬なので、この馬に関してはいかに道中スムーズに運べるかが鍵になる。後は状態面です。元々タフな馬ではありますが、これだけ大舞台をガンガン使ってきて、このレースに向けて余力が残っているかが心配。そこに関しては追い切りを見て判断していきたい所。
東京実績【 0 . 0 . 0 . 0 】
距離実績【 0 . 0 . 0 . 0 】
ここ最近のレースを見てもやはりもう全盛期の勢いはない。レースセンスは抜群にいい馬なので、今回もある程度好位につけられると思いますし、能力を出し切れば大崩れはないとは思いますが、やはり現状更に相手が強化されるこのレースでは狙いずらい。初のマイル戦でスピードに対応できるかも未知数ですし、ここは買っても抑えまでが妥当か。
フェブラリーステークス2018予想まとめ
上位人気に推されそうな馬を分析してきましたが、正直テイエムジンソクとゴールドドリームに関しては、どう考えてもこの相手関係なら有力なんです。主役不在のダート路線でこれまで波乱決着が多かったとはいえ、テイエムジンソクは主役になりつつある馬ですし簡単には崩れない。ゴールドドリームも舞台変わりはプラスでしかないですし、鞍上には世界のライアンムーアです。条件は文句無し。
ではこの2頭に太刀打ちできるだけの馬が他にいるのか?
正直残りはどんぐりの背比べ状況ですし、ここの選択を間違いないことが今年のフェブラリーを攻略するポイント。
と言うことで最後になりますが、現時点で最も気になっている穴馬を推奨しておきます。
この穴馬 → ニシケンモノノフ
おそらく二桁人気になりそう。しかし去年のフェブラリーステークスを振り返った時に、来年も出てくれば絶対に狙いたいと思ったほどの馬。実際1年経って能力の衰えは感じませんし、去年のフェブラリーステークスは展開考えれば相当強い競馬をしてますから。
鞍上も文句なしで最終穴軸まで考えている一頭です!