東京新聞杯2018のデータ 其の12
東京新聞杯2018のデータ其の12 R
【東京新聞杯2018】
予想考察|オッズと出走馬分析
今回は東京競馬場(芝1600m)で行われる東京新聞杯2018予想考察|オッズと出走馬分析
前回の記事から書いている様に今年の東京新聞杯は各路線から豪華なメンバーが終結して、オッズ的も混戦が予想され配当的な妙味も期待出来そうな1戦。極端な枠に入らない限り本命はアノ馬と決めているので相手を吟味してシッカリと仕留めたいです。
それでは東京新聞杯2018のオッズと出走馬分析から予想のヒントを探して行きましょう!
【東京新聞杯2018】予想考察
<予想オッズ>
1 グレーターロンドン 3.5倍
2 ダイワキャグニー 4.2倍
3 リスグラシュー5.3倍
4 ダノンプラチナ 6.4倍
5 クルーガー 8.2倍
1番人気は川田騎手に乗り替わるグレーターロンドンが濃厚。当舞台で行われた昨年の安田記念では見せ場十分の4着とコース適性は高そう。これまで追い込み一手の競馬が続いていましたが、新コンビで新たな一面を引き出せるか…?
2番人気は得意の東京コースに変わるダイワキャグニーと予想。横山典騎手が乗り今回が3戦目であり安田記念に向けての本気度は高そう。過剰気味に売れそうなタイプだけに、1番人気に躍り出る可能性も考えて置きたい。
3番人気は4歳牝馬のリスグラシューが濃厚。昨年はハイレベルな3歳牝馬クラシックに全て出走して堅実な活躍。今年の路線を占う意味でも注目のレースになりそう。
後は復活が望まれるタノンプラチナに復調気配が漂うクルーガーが続く…。豪華なメンバーでオッズが割れた混戦模様と配当的な妙味は十分にありそうです。
<出走馬分析>
アドマイヤリード
ステイゴールド産駒にしては珍しく8戦連続で上り3位以内と切れる脚を持つタイプ。基本的な同産駒はC系が多く目立つがコノ馬に関してはL的な要素を備えており休み明けから力は出せるはず。前走の府中牝馬ステークスは物理的にペースが遅く差し損ない3着だが、仕掛けの遅い戸崎騎手とは少しミスマッチの印象もありノーカウントでOK。今回は可もなく不可もなくで狙える1頭も内枠&先行馬が有利な1戦でレース傾向からは真逆の存在。その辺りを考えると抑えの評価が妥当かと…。
能力:☆☆
適性:☆☆☆
臨戦:☆☆☆
期待値:D
グレーターロンドン
前走のディセンバーステークスはGⅠからのダウン戦+小頭数替わりで苦⇒楽の走れるタイミングでの出走だが3着と人気を裏切る結果。その点を含めて展開&馬場が向かない中である事を考えても少し不満の残る内容。東京コースで巻き返しが期待されるが、脚質を考えるとレース傾向とは真逆であり決して向くとは思えない印象。川田騎手に乗り替わることで先行できれば面白がスタートの出の悪さを見ると少々厳し気も…。基本的には人気先行タイプだけに今回も期待値は低いと見ています。
能力:☆☆☆
適性:☆☆
臨戦:☆☆☆
期待値:D
ダイワキャグニー
前走の中山金杯は完全に折り合いを教育する騎乗であり、好スタートを切りながら(7-7-10-10)と馬のリズムに合わせてポジションを下げるVラインの位置取り。結果的に最後は勝ち馬から0秒3差の5着に追い込み一定のポテンシャルは証明した。今回はバウンド短縮で実績のある東京コースに戻り力をフルで発揮できるはず。ここで賞金を加算出来ないと秋の目標である安田記念への出走が危ぶまれるだけに陣営&騎手も完全に本気ムード。過去には距離短縮で控える逆位置取りショックの実績もありその再現が狙えるタイミング。現段階で不動の本命候補と考えています。
能力:☆☆☆
適性:☆☆☆☆
臨戦:☆☆☆☆
期待値:B
完全に旬を過ぎたディープ産駒で好走するには何かの〝ショック〟を要する。今回はダウン戦&小頭数替わりにシッカリと反応して勝った後でタイミングとしては少し微妙。近走は年連を重ねてタフな上りの掛かる場面での好走が目立つのも気掛かり…。過去2年の様なドスローで極限の瞬発力勝負になると立ち遅れる可能性も十分にありそう。
能力:☆☆☆
適性:☆☆☆
臨戦:☆☆
期待値:D
前走のエリザベス女王杯は激走後の距離延長と不向きな臨戦で当然の惨敗とノーカウントの1戦。ポテンシャルは高く評価している1頭だけに今回も能力面で大きく劣る事はないはず。ハーツクライ産駒にしては珍しい精神力があるC系のだけに使いながら熱されていくタイプ。その点を考えると休み明けである事は割引材料の一つ。基本的には締まった厳しいペースがベターなだけにスローペースで流れる傾向にある当レースは不向きである気も…。
能力:☆☆☆
適性:☆☆☆
臨戦:☆☆☆
期待値:D
では、最後に穴として注目している馬(その2)をご紹介します。
⇒【ディバインコード】
近走の着順を見ても分かるように勝ち切れないタイプ。決め手がない事が大きな要因だが、今回のレースに関して考えれば先行して雪崩れ込む事が可能な舞台。前走の内容からポテンシャル的に大きく見劣るとは思えず、展開・馬場次第では馬券圏内に粘り込む可能性も十分にある。