東京新聞杯2018のデータ 其の8
東京新聞杯2018のデータ其の8 Y
東京新聞杯【東京芝1600mコースデータ】Dコース使用で内枠有利
本日は、東京新聞杯の舞台である東京芝1600mのコースデータをご紹介いたします。
東京新聞杯は内枠有利
始めに以下にまとめたのは枠順別成績です。
◆東京芝1600mの枠順別成績
全体的にほぼフラットのイメージ。回収率は5枠がやや抜けた数字ですが、これは単勝万馬券の馬の影響が大きく、同馬を除けば、単回収率69%、複回収率71%と平凡。ほかの枠と差はほとんどなくなるので、5枠が特別に優秀とはいえません。
コース形態的には内、中、外の差はないのですが、東京新聞杯は圧倒的に内枠有利の傾向が出ています。
◆東京新聞杯の枠順別成績
1~4枠と5~8枠で比較すると、
1~4枠【9.5.6.53】(勝率12.3%、連対率19.2%、複勝率27.4%、単回収率124%、複回収率112%)
5~8枠【1.5.4.67】(勝率1.3%、連対率7.8%、複勝率13.0%、単回収率14%、複回収率86%)
と圧倒的な差が出ています。東京新聞杯は内有利になりやすいDコースで行われるので、毎年内枠勢の活躍が目立っているのでしょう。
東京芝1600mを得意としている騎手は?
次に東京芝1600mを得意としている騎手を見ていきましょう。
◆東京芝1600mの騎手別成績
1位は60%近い数字をマークしているルメール騎手。単・複回収率ともに優秀な数字をマークしており、ベタ買いしてもいいほどです。期間内の重賞でも【4.5.0.4】(勝率30.8%、連対率69.2%、複勝率69.2%、単回収率153%、複回収率125%)と好成績。とにかく条件に関係なくコンスタントに好走しています。
2位の戸崎圭太騎手も優秀な成績といえそう。複勝率は42.7%に達し、単回収率108%、複回収率89%をマーク。人気に推されることが多いながらも高い回収率を誇っており、得意にしているコースといっていいでしょう。
東京芝1600mを得意としている種牡馬は?
最後に東京芝1600mの種牡馬別成績を見ていきましょう。
◆東京芝1600mの種牡馬別成績
1位はディープインパクト。複勝率は唯一の40%台に到達し、複回収率は96%をマーク。特にAコース使用時が【12.5.5.21】(勝率27.9%、連対率39.5%、複勝率51.2%、単回収率102%、複回収率108%)と好成績を収めています。
2位以下はクロフネ、タイキシャトルと続きますが、サンプル数が少なく、一概に得意にしているコースとはいえないか。下位でも出走回数が多く、優秀な種牡馬を挙げると、ステイゴールドでしょう。のべ82頭が出走して単・複回収率ともに100%越えを達成。特に単勝100倍以上の大穴を除くと【7.6.9.47】(勝率10.1%、連対率18.8%、複勝率31.9%、単回収率136%、複回収率124%)と抜群の数字。昨年のヴィクトリアマイルで6番人気1着と勝利を飾ったアドマイヤリードも同産駒でした。