東京新聞杯2018のデータ 其の6
東京新聞杯2018のデータ其の6 O
東京新聞杯2018の予想オッズと出走予定馬考察
近年は波乱決着も多い東京新聞杯。その理由としてやはり開幕2週目の馬場傾向が大きいか。
2018年もグレーターロンドンやリスグラシュー、ダノンプラチナなど…かなりの好メンバーが揃いましたが簡単には決まらないはず。頭数も揃いましたし久々に芝で面白い重賞になりそう。荒れた時にしっかり高配当的中できるように、しっかり分析していきましょう。
東京新聞杯2018予想オッズ
1 グレーターロンドン 3.0
2 ダイワキャグニー 4.1
3 リスグラシュー 5.7
4 ダノンプラチナ 6.0
5 クルーガー 6.8
6 アドマイヤリード 9.2
7 サトノアレス 20.6
8 デンコウアンジュ 29.8
1番人気はグレーターロンドンか。同舞台のG1安田記念で上位と差のない4着に好走。ここでもまず評価されて1番人気は濃厚でしょう。
しかし、上位オッズは結構拮抗しそうでリスグラシュー、ダイワキャグニーが続く。かなりオッズ的には妙味ありそうなレースになりそうです。
では実際に一頭ずつ考察して予想していきましょう!
東京新聞杯2018予想|出走予定馬考察
グレーターロンドン(川田)
東京実績【 4 . 0 . 1 . 2 】
距離実績【 5 . 0 . 0 . 1 】
新馬から堅実に条件戦を勝ち上がってきて、勢いそのままに春の安田記念に挑戦して4着に好走。G1でも通用することを証明しました。ただ、やはりこの馬は脚質的に絶対的信頼はおけない。好走パターンがほぼほぼ後方からの末脚勝負なので、今回も馬場と展開面が鍵になりそう。安田記念もかなり展開的に向いた面はあり、軸にはしません。
<川田将雅>
正直田辺から乗り替わりは痛い…。ただ、川田もこの舞台での回収率はそこそこで、勝率も15%超え、単勝回収率は100%近く叩いてます。しかし川田にこの手のタイプの馬を乗せると大外一気か…
ダイワキャグニー(横山典)
東京実績【 4 . 0 . 0 . 2 】
距離実績【 1 . 0 . 0 . 0 】
府中は6戦4勝と相性抜群。負けたのは距離長かったダービーとG1級の馬が揃った毎日王冠。その毎日王冠は32秒台の上がりを求められる苦しい展開でキレ負け。ただ、この馬の持ち味は先行してある程度速い上がりも使えるところで、今回は開幕2週目の馬場も味方しそうで注目の一頭か。
<横山典弘>
最近絶好調の典さんが乗れるのは大きい。この舞台も馬質を考えればよく乗れている方でここも信頼できる。
東京実績【 1 . 0 . 0 . 1 】
距離実績【 1 . 3 . 1 . 0 】
古馬初対戦だった前走のエリ女は、上がり最速で追い込むも8着。かなり前に有利な流れになりましたし、決して力負けではないでしょう。現4歳世代のトップクラスの能力を持つ馬でここも通用して不思議ない。ただ、気になるのは休み明けは走らないところ。チューリップ賞やローズSの走りを見ても休み明けから結果を出せるとは思えず、今回も状態面が非常に鍵になってきそう。
<武豊>
この舞台は馬質の割りに、最近あまり乗れていない。複勝回収率も50%以下であまり人気でも信頼はできないか。馬自体が勝ち切れないタイプなだけに今回も差し損ねはありそう。
ダノンプラチナ(田辺)
東京実績【 3 . 0 . 1 . 2 】
距離実績【 5 . 1 . 2 . 3 】
東京マイルは富士Sの重賞勝ちがある舞台。この馬はなかなか順調に使えない馬ですが、今回は休み明けのキャピタルS、ニューイヤーSと使って3戦目。もちろん能力はここでも上位で適性も文句なし。そして今回は田辺に乗り替わり。態勢は整ったか。
<田辺裕信>
この舞台は過去3年のOP以上で見れば回収率が頭抜けてます。大穴の好走が大きいと思いますが単勝回収率は1000%超え。ちなみに勝率も15%あり、複勝率も3割超え。人気馬・穴馬共に安定して好走しているイメージで信頼度は抜群。この乗り替わりは大きいと思います。
アドマイヤリード(藤岡康)
東京実績【 1 . 0 . 1 . 1 】
距離実績【 3 . 1 . 0 . 3 】
この舞台はG1勝ちがある舞台で適性は文句ない。直近8戦中6戦で上がり最速を繰り出しているように、末脚は堅実でここも確実に追い込んでくるはず。ただ同型のタイプが多く、鍵になるのは展開と馬場。先週は結構差しも決まっている印象だったので、先週くらいの馬場なら。
<藤岡康太>
ここで藤岡康太への乗り替わり。2016年の夏以降重賞勝ちのない藤岡康太に、この馬をこの舞台で乗りこなせるとは思えず…
東京新聞杯2018予想まとめ
かなりの好メンバーが揃いましたが、やはり後方から末脚勝負みたいなキャラが多い。どう考えても「スローペース」になりそうです。直線だけの上がり勝負になる可能性が高そうで、どれだけ速い上がりを使えるかも鍵になってきそうです。まだまだ開幕2週目の綺麗な馬場ですし。
と言うことで展開面・馬の能力・騎手の能力なども考えて、現時点で一番気になっている穴馬を公開します!
この穴馬 → ハクサンルドルフ
鞍上はこの舞台単複回収率共に100%超えと乗れているジョッキー。格上挑戦なので全く人気にならないと思いますが、スローの上がり勝負は歓迎で今までやってきた相手関係を見ても、ここで通用してもおかしくない。先週くらいの馬場なら面白い一頭か。