愛知杯2018のデータ 其の3
はい、どうも…です😁😆
愛知杯2018のデータ其の3 U
まずは、愛知杯の過去のデータを見ていきましょう。昨年を除く過去4回分のものを記載します。
人気と連対率
▶1番人気【1-0-0-3】連対率25%
▶2番人気【0-1-1-2】連対率25%
▶3番人気【0-0-0-4】連対率0%
▶4番人気【0-0-1-3】連対率0%
▶5番人気【0-1-0-3】連対率25%
▶6~9人気【2-0-0-14】連対率13%
▶10人気下【1-2-2-31】連対率8%
年齢
▶4歳馬【3-1-3-13】連対率20%
▶5歳馬【1-2-0-20】連対率13%
▶6歳馬【0-0-1-9】連対率0%
▶7歳上【0-0-0-4】連対率0%
脚質
▶逃げ【1-0-0-3】連対率25%
▶先行【0-1-1-11】連対率8%
▶差し【1-3-2-30】連対率11%
▶追込【2-0-1-16】連対率11%
かなり荒れるレース
昨年は1番人気馬が勝利しているとはいえ、2着には10番人気の馬が入線し荒れた結果となっていました。上位人気のみで決着した年は一度もなく、ハンデ戦ということもあって絶対に荒れると思っておいても良さそう。人気薄で馬券に絡む馬のほとんどが軽ハンデの馬で、格上挑戦となる馬が激走するパターンも非常に多い。年明け開催になって3年目なんだけど、前走でG1に使われていた馬の好走が目立っていた以前とは違って、まだ1頭も馬券に絡んだことがありません。昨年の勝ち馬もそうなんだけど、格上挑戦だった。特にカウントダウンステークスに使われていた馬の好走が顕著で、1月開催になってからここ2年連続で馬券に絡んでいます。このローテーションには注目。
7歳以上は割引
牝馬だから…6歳以上でこの重賞に使ってくる馬って格上挑戦でもないかぎり、実績のある馬だけでしょ?昨年はオープン入りして3戦目だったサンソヴールが馬券に絡んだとはいえ、軽ハンデだったし、重賞実績もなかったから、もう高齢馬で狙えるのは、最近クラスが上がった馬とかそういうのだけで良いと思います!データでは4歳の活躍が目立っているけど、まあここ3年でいうなら5歳馬が好走しているということになります。たった1ヶ月で4歳→5歳の表記になっちゃうから、以前まで好走していた4歳馬が明け開催になって5歳で好走していると捉えて大丈夫。ここ2年間で2頭ずつ馬券に絡んでいる世代だから、まあ6歳は5歳みたいなものだし、7歳以上を割り引いて、あとはほとんど気にせず予想していい。4歳馬はあまり好走しないレースと言えます。
前残りに注意
2016年の高松宮記念以降、中京コースの馬場はかなり高速決着が目立っていて、騎手でさえ一番馬場の特徴をつかむのが難しいコースと言っています。差し決着が非常に多かった同レースで、初めて馬場の傾向が変わった昨年は、先行勢が2頭も馬券に絡むという展開になった。ただ、逃げ馬に関してはコース改修後は1頭も馬券に絡んでおらず、昨年も上位人気に推されたプリメラアスールが凡走しちゃった…牝馬に直線の長いコースでしかも中距離レースを逃げ切れるというのは、ちょっと難しいと思います。たとえ軽ハンデでも割引が必要です。
好走が期待できる馬を3頭紹介!
出走馬はまだ確定していないですが、今回は現段階で好走が期待できる馬たちを紹介します。
マキシマムドパリ・エテルナミノル・キンショーユキヒメ
なぜこの3頭がオススメなのか、理由を紹介します。
☆マキシマムドパリ
昨年の同レースの覇者。今年は3kg増の56kgのトップハンデで出走。牡馬に換算すると実質58kgなんだけど、このレースに関してはトップハンデでなおかつ55.5kg以上を背負った馬の好走は非常に目立っているし、今回は同馬だけ…エリザベス女王杯で4着に入線して、G1でも互角に渡り合える実力のある馬がG3で凡走することは考えられない。
1週前の追い切りは栗東の坂路で4ハロン52.7秒、ラスト2ハロン12.5-12.8秒を強めに計時していました。エリザベスのときと比べると流石に動きは悪いけど、全体の時計は優秀だし、終い重点ではなく速いラップを継続して坂路で刻んできて中京2000m仕様の追い切りを敢行しているのは高評価です!
昨年は差し切り勝ちを収めたけど、瞬発力があるタイプではなく持続力勝負で台頭するタイプ…上がりがかかったほうが良いし、この時期の中京の馬場は合っていると思う。父SS系の活躍が目立つレースの中で唯一気を吐いている父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンスの血統で連覇の可能性もあり。
☆エテルナミノル
ターコイズSで5着入線からこのレースに挑んできます。2000mはちょっと距離が長いと思うけど、昨年2着入線したサンソヴールも2000mで好走経験なんか一切なかったし、1800m向きのスピードがあって非根幹距離で活躍するような持続力のある馬が台頭しているイメージがあって、この馬にはピッタリのレースだと判断しています。
1週前の追い切りは、栗東のCWコースで6ハロン80.6秒、ラスト1ハロン12.0秒を四位騎手を背に、かなり外めを回って一杯に計時。時計の掛かる馬場でこの全体時計は文句なしの好時計だし、ラスト1ハロンも12秒フラットでまとめていました。間隔が詰まっているのに状態を上げてきていて、調子がいい証拠。
マイルもこなすように基礎スピードは高いし、等速ラップを刻みやすい中京の2000mは母父フジキセキの同馬にとってこの上ない条件…好走必至。
☆キンショーユキヒメ
JBCレディースクラシックで初ダートを経験して、このレースに挑んでくる。もちろん、それが不安要素ではあるんだけど、昨年は同条件で勝利経験があるし、その時はスローペースからの超ロングスパート戦で長く脚を使って差し切り勝ち。非常に持続力に優れた馬で、阪神や中山での好走経験が多いように坂もまったく問題にしない。マーメイドSではマキシマムドパリとコンマ1秒差の接戦を演じたように、能力面でみても十分通用します。
1週前の追い切りは、栗東のCWコースで6ハロン82.0秒、ラスト1ハロン11.7秒を大外を回って一杯に計時してきました。3秒近く追走した格下馬にあっさり先着したし、終い重点の追い切りにしては全体時計もしっかり出ていて、今がピークだと思います。精神面が安定してきて、調教の動きがそのままレースでも出せるようになっているのは大きな強み。
この馬は総合力が高くて、仕掛けてから使える末脚の”質”は現役でもトップクラスのものがあると思います。3歳時だけど、京都でマカヒキに次ぐ上がり3ハロン32.9秒というキレる脚を使ったこともあるし、先行してもその位置取りで使える自分の末脚というものをもっている。どんな位置取りでも脚が使えるというのも、極端に凡走することがないと判断した理由でもあります。