中山金杯2018のデータ 其の3
はい、どうもです…😆😁
中山金杯2018のデータ其の3 M
2017年版コース分析
中山金杯と福島記念、ディセンバーステークスの関係性と好走法則
いよいよ2017年の競馬がスタートとなります。
皮切りとなるのは中山金杯。このレースの前走出走レースの関係性から
このレースで好走する馬の法則を探っていきたいと思います。
まずは主な前走別成績を見てみると
単回収 複回収 複勝率 頭数
ディセンバーS 0% 54% 17.8% 17頭
福島記念 35% 22% 14.3% 14頭
中日新聞杯 25% 65% 27.3% 11頭
鳴尾記念 106% 102% 33.3% 9頭
レースとしてはディセンバーステークスと福島記念経由の馬が
多く出走しているので、この2レースと成績の良い
鳴尾記念経由の馬を見ていきたいと思います。
まずは福島記念から見ていきます。
最大の違いは坂の有無です。
先行で結果を出してきた馬にとっては
中山の急坂はマイナスとなるので、
惰性で粘るタイプよりも末脚がしっかりしたタイプの方が優勢です。
前走で上がり3F5位以内だった馬で抽出すると
(単回収54%、複回収34% 複勝率22.2%) 9頭
と成績が上がります。
また福島記念は中山金杯よりもレベルが低いメンバー構成となる為
後方から競馬を進めて結果を残せていない馬よりも
前々で競馬をしてしっかりと脚を使った馬の方が好成績となります。
前走4角6番手以内という条件を加えると
(単回収122%、複回収77% 複勝率50%) 4頭
とグッと成績が上がってきます。
あとは地力面です。
前走2番人気以内だった馬で更に絞ると
(単回収163%、複回収103% 複勝率66.7%) 3頭
と成績が良くなります。
次に鳴尾記念経由の馬を見てみましょう。
こちらは急坂のある阪神でのレースという事で関連性が高く
素直にいい着順を残した馬を評価出来ます。
前走9着以内に入った馬で抽出すると
(単回収160%、複回収153% 複勝率50%) 6頭
と成績が上がります。
(ちなみに前走3着以内なら100%とパーフェクト馬券圏内)
もう一つは上がりの速さです。
中山は差しが利きやすい舞台ではありませんが
開催の進んだ冬の季節では外差しが利くようになります。
前走上がり3F3位以内という条件を加えると
(単回収320%、複回収306% 複勝率100%) 3頭
かなり関連性が高いので、鳴尾記念組は素直に信頼しましょう。
最後にディセンバーステークス組を見てみます。
ディセンバーSはここ2年2000m戦となっていますが
それまでは1800m戦でした。
ですので、前で競馬をする馬よりも後方に控えた馬の方が
中山金杯で好走しやすくなります。
前走4角5番手以下という条件で抽出すると
(単回収0%、複回収76% 複勝率25%) 12頭
と若干成績が上がります。
格上げでのレースになるので、地力面も重要です。
前走5番人気以内という条件を加えると
(単回収0%、複回収131% 複勝率42.9%) 7頭
となります。
ここで回収率が100%を超えますが、もう一つ気になるデータを見てみます。
前走上がり3F4位以下という条件を加えると
(単回収0%、複回収162% 複勝率50%) 4頭
と更に成績が上がります。
上がり3Fが4位以下で回収率は上がるとはどういうことなのでしょうか?
それは馬の疲労・消耗度に関わってきます。
ディセンバーステークスは12月3週に行われるレース
3週足らずの間隔で臨まなくてはいけない
ここで好走してしまうと少なからず疲労を残すので好走が難しくなります。
人気で凡走した馬が狙い目ですね。