有馬記念のデータ 其の8
はい、どうも…こんばんは🌙です😆😁
有馬記念のデータ其の8
【有馬記念2017有力馬分析】
キタサンブラックは凡走の可能性はあるか?
ここでは2017有馬記念に出走する人気馬について
買える有力馬なのか、買えない危険馬なのか分析をしていきます。1番人気が予想されるキタサンブラックの好走要因と危険要素。そのほか有力馬についても予想の参考になる情報をお話していきたいと思います。
さて、今週はグランプリ有馬記念が行われます。
今回が引退戦となるキタサンブラックは象徴的な存在ですが、3歳馬の代表として出走するダービー2着のスワーヴリチャード、ジャパンカップでキタサンブラックを破ったシュヴァルグランなどトップホースが集結して有馬記念にふさわしいメンツとなりました。
このページでは有馬記念に出走している有力馬について…どれくらいの好走要因があるのか?また危険要因があるのか?について見ていきたいと思います。
また、新聞やネットといった一般の媒体では出走各馬のいいところばかり話していて、現実問題としてまったく参考にならないと思いますので…
このブログでは人気馬の不安材料を中心に話していきます。
有馬記念有力馬の危険要因と買い要素
言わずとしれた現役最強馬。2017秋シーズンも天皇賞秋1着、ジャパンカップ3着と上々の走りを見せており、引退戦となる有馬記念では全力投球での出走が予定されます。
ただ春シーズンは3戦目となった宝塚記念で大崩れしたように、スタミナ豊富なキタサンブラックも徐々に体力がなくなってきました。
今回は秋3戦の中で最もタフな中山芝2500mでのレース。最後までタフな競馬に耐えられるか、注目ですね。
スワーヴリチャード
日本ダービー2着のスワーヴリチャードですが、日本ダービー勝ち馬のレイデオロがジャパンカップでキタサンブラック、シュヴァルグランと互角の勝負をしたことから、今年の3歳トップクラスは古馬と互角以上に戦えると言えます。前走のアルゼンチン共和国杯ではアルバートら歴戦のステイヤーを相手に圧勝と成長を見せているスワーヴリチャードですが、今回は実績のない右回りでの競馬。しかも、今まで経験のないタフな条件での競馬なので中山コースとの適性が大きな問題となりそうです。
前走のジャパンカップではキタサンブラックを並ぶ間もなく差しきったシュヴァルグラン。毎回安定した競馬を見せるシュヴァルグランですが、前走のジャパンカップでは持てる力を100%出し切った競馬でした。春シーズンでは天皇賞春で勝負騎乗をした後に宝塚記念で大きく崩れたように目一杯走った後の反動があるタイプの馬なので、今回の有馬記念では状態面が焦点となります。
前走のエリザベス女王杯では改めて力のあるところを見せたミッキークイーン。昨年の有馬記念では5着に入り、今年の宝塚記念でも3着に入っているように、ディープインパクト産駒ながらパワーが必要な舞台で走れるタイプの馬で、今年の有馬記念でも好走が期待できます。
エリザベス女王杯3着からのローテーションというのは昨年と同じではありますが、昨年は仕上げ途上での3着だったのに対して今年はしっかりと仕上げ、力を出しての3着という点が有馬記念の状態面にどう影響が出るのか?反動が出る可能性も考慮する必要はありそうです。
有馬記念と関係性の強いオールカマーの勝ち馬であるルージュバック。GI級と騒がれながらもなかなか大舞台で結果を残せていませんが、この馬の特徴である体質の弱さ(好走後の反動)を考えると、前走のエリザベス女王杯の敗戦は当然のもので、エリザベス女王杯で惨敗した後の有馬記念では走れる体勢にあります。ただ、有馬記念のようなタフな舞台は本質的に向かない馬なので、その点を克服できるのかが焦点となりそうです。
サトノクロニクル
前走のチャレンジカップでは念願の初重賞をゲットした、成長したあとのしっかりと見せたサトノクロニクル。ハーツクライ産駒らしく、スタミナ豊富なタイプで、有馬記念の舞台はマイナスにはなりませんが、菊花賞で惨敗しているようにGI級を相手にすると底を見せてしまうタイプなので、一線級との力関係が焦点となります。
2017秋シーズンは天皇賞秋3着、ジャパンカップ6着とGIで着実に上位に食い込んできたレインボーライン。その安定感はメンバーの中でも随一で人気馬に破綻があったときには、上位に台頭してくる候補としては挙げられますが、追い込み一手の馬で常に展開に左右される点から、注目されると弱さを見せる部分は気になります。
以上です。
まとめ
今年の有馬記念はなんだかんだ言っても、キタサンブラックの相手探しになりそうな一戦です。相手候補の筆頭であるスワーヴリチャード、シュヴァルグランをどのように扱うのか?またスワーヴ、シュヴァルに続く、第3の馬選びにどの馬をチョイスするのか?この2つが馬券的な焦点となります。いずれにしても買う馬を絞らないといけないレースなので、しっかりと能力・適性の判断をしていきたいです。