ターコイズステークスのデータ 其の2
はい、どうもです😆😁
ターコイズステークスのデータ其の2
コース分析
【ターコイズステークス2017】
過去のデータ分析|買えるパターンは1つ
2017ターコイズステークスを予想する際に必要となる、過去に行われたレースからのデータ分析をしていきます。有利な条件でレースが出来る脚質は先行馬か?差し馬か?有利な条件でレースが出来る枠順は内枠か?外枠か?
どういったタイプの馬が活躍しているかについても言及していきながら、ターコイズステークスで好走している馬について見ていきましょう!
さて今週は、ターコイズステークスが行われます。
中山芝1600mというトリッキーなコースで開催される点に加えて、ハンデ戦という事で各馬の実力が分からなくなり、さらにGIが終わった後の調整の難しい時期のレースとあって、毎年荒れるべくして荒れるレースとなっています。
また、2年前から重賞に昇格したことで、ポジション争いも激しくなっており、ますますどうやって予想をしていいのか分からないレースになっています。
そんな、カオスきわまるターコイズステークスを攻略すべく、このレースで好走している馬はどのような馬なのか?過去のデータから好走確率の高い馬を探っていきたいと思います。
ちなみにターコイズステークスが重賞に昇格してからは、まだ2年しか経っていませんが、同じ条件で過去10年以上、実施をされておりますので
オープン特別時代のデータも合わせて分析をしていきたいと思います。
ターコイズステークス過去のデータ分析
差し馬受難のレース、前に行った馬が圧倒的に有利
まず、最初に注目したのは脚質です。
以下はターコイズステークスでの4コーナーでの順位別成績です。
4コーナーで4番手以内だった馬の複勝回収率は200%近く、とにもかくにも前にさえいれば馬券になっているという事が分かります。
4コーナーで7番手以下だった馬は複勝率10%、複勝回収率30%と、先行した馬と比較すると話にならないレベルである事が分かります。
理由については何故だか明確には分かりません。
トリッキーでパワーが要るコースを非力な牝馬がこなしづらい、という事は要因の一つである事は間違いありません。
ちなみにターコイズステークスに出走していた馬の前走の4コーナー順位別成績を見てみると…
前走は差したのに、ターコイズステークスでは先行して好成績を残しているという馬が多い事に気付きます。
前走で先行策をとっていないのに、なぜターコイズステークスでは先行策を取る事が出来て好走出来たのか?
次の好走要素を見ていきましょう。
前走ビッグレースで惨敗した馬の巻き返し
次に前走レース別の成績を見てみましょう。
エリザベス女王杯や秋華賞といったビッグレースから参戦してきている馬の成績が良いことが分かります。
ターコイズステークスはG3(以前はOP)GIを戦ってきた馬からすると相手関係がグッと楽になるので、走りやすい条件である事は間違いありません。
ただ、GIで好走した馬はターコイズステークスに出てくるでしょうか?一流牝馬にとって中山芝1600mというビッグレースと関係性のない、ターコイズステークスに出走する事はあまり意味のある事ではありません。
となるとGIで負けた馬が出走してくる訳ですが
ここで面白いデータが一つあります。
前走着順別データを見て頂きましょう。
前走で6着以下に負けた馬が、かなりの率で好走している事が分かります。
前走GIで惨敗した組だと言える訳ですが、惨敗したという事はレースで力を出していないという事。格上の存在で力も十分に溜めている馬が好成績を残している(ターコイズステークスでは先行策に転じている)といえます。
以上が2017ターコイズステークスを攻略するための主たるデータです。
まとめ
ターコイズステークスは中山という癖のあるコースが示す通り、前に行く馬が圧倒的に有利となるコースです。前走の成績に左右されてしまうと、走る余力のある馬を見逃してしまうので…“GIで惨敗して力を余している馬”を狙っていきましょう!