チャンピオンズカップのデータ 其の13
はい、どうも…こんばんは⭐️です😁😆
チャンピオンズカップのデータ其の13
【チャンピオンンズカップ2017】
G1馬7頭参戦も大混戦のワケ
今週は中京でダートのG1チャンピオンズカップが行われます。すでに枠順も確定しましたが、コパノリッキー、ケイティブレイブ、ノンコノユメ、ゴールドドリーム、アウォーディー、サウンドトゥルー、アポロケンタッキーと今年はG1馬が7頭も参戦!
しかし、今年はなかなかの混戦ではないでしょうか?今回はそう思う理由について書いてみようと思います。
現在のダートのG1路線は大混戦
昨年以降のダートG1(Jpn1)の勝ち馬を書き並べていくと…
2016年
フェブラリーS モーニン
JBCクラシック アウォーディー → 次走チャンピオンズC2着
チャンピオンズカップ サウンドトゥルー → 次走東京大賞典3着
2017年
マイルCS南部杯 コパノリッキー → 次走JBCスプリント2着
ご覧の通りでこの間G1を連勝した事があるのは現在7歳のコパノリッキー1頭のみ。またコパノリッキー以外でG1を2つ以上勝ってる馬となると、これまた7歳のサウンドトゥルー1頭のみ。チャンピオンズCはその前身のジャパンカップダート時代も含めると、7歳以上馬の優勝は1度もないのですが、本来なら今年主役にならないといけない6歳以下馬に強いのがいないんです。
G1馬が7頭も出走というのは豪華な顔ぶれとも言えますが、今のダート路線には主役を張れる強い馬がいないという事の裏返しがこんな結果を生み出しているのだと思います。
最も顕著だったのが今年の帝王賞。
1着ケイティブレイブ ← G1未勝利馬
2着クリソライト ← G1馬
3着アウォーディー ← G1馬
4着サウンドトゥルー ← G1馬
5着アポロケンタッキー ← G1馬
6着オールブラッシュ ← G1馬
7着ゴールドドリーム ← G1馬
7頭出走したJRA勢が、7着までを独占し…優勝したのは唯一G1勝ちのなかったケイティブレイブでした。
そのケイティブレイブですらその後は日本テレビ盃3着、JBC2着。4歳とまだ若い馬ですから、これから活躍しないといけない立場ですが…その後はまだ未勝利に終わっています。
枠順と展開も影響しそう
さらに今回混戦に拍車をかけそうなのが枠順と展開。G1をたくさん勝っていて実績NO1のコパノリッキーと、今回主役になるべき若きG1馬ケイティブレイブが揃ってベストとはいえない内枠を引いてしまいました。コパノリッキーはゲートは速くないし、揉まれ強いとは言えませんし、かと言って出していって目標にされるのも嫌でしょう。ケイティブレイブも最近は逃げるか、外から押し上げるかの競馬しかしてない馬ですが、このレースは過去3年逃げた馬はまだ馬券になってませんし、かといって馬群に入っていい馬。一旦下げて外を回してなんてやってたらロスも大きくなりますし、どう乗っても安心感はないです。
昨年の勝ち馬はサウンドトゥルーは当時内でじっくり足を貯めての優勝でしたが今年は外枠。
アポロケンタッキーは馬格があって外枠向きの馬ですが、このコース自体は外枠は有利といえず…。この様に枠順1つとっても安心して買える実績馬がいないです。また今年の場合、ダートG1としてはかなり珍しい事だと思うのですが、前2走内に逃げた馬が1頭もいないんです。
このレース自体は過去3年を見るとやや差し馬に有利な流れになりやすい傾向だと思うんですが、今年は2014年のように前半少しペースが緩むシーンもあるかも。そう考えると内目の枠で立ち回れる馬は有利になりそうな気がします。果たしてチャンピオンンズカップ2017を勝つのはG1馬なのか?それとも新たなG1馬が誕生するのか?
馬券的にはちょっと楽しみな1戦になりそうです。