ジャパンカップのデータ 其の7
はい、どうも…です😆😆
ジャパンカップのデータ其の7
コース分析
【2017ジャパンカップ】
過去のデータ分析|牝馬と3歳馬は大苦戦!?
2017ジャパンカップを予想する際に必要となる、過去に行われたレースからのデータを分析をしていきます。有利な条件でレースが出来る脚質は先行馬か?差し馬か?有利な条件でレースが出来る枠順は内枠か?外枠か?また前走どのレースに出走した馬が活躍しているかについても言及していきながら、ジャパンカップで好走している馬について見ていきましょう。
さて、今週はジャパンカップが行われます。外国からの参戦は相変わらず寂しい状況ではありますが、昨年のチャンピオンであるキタサンブラックをはじめ、ダービー馬である3歳最強馬であるレイデオロ。巻き返しを狙うシュヴァルグランやソウルスターリングが出走してきて、締まったレースになりそうな予感がします。
そんなジャパンカップを攻略すべく、このレースで好走している馬はどのような馬なのか?過去のデータから好走確率の高い馬を探っていきたいと思います。
1番人気が強い!力通りに決まるレース
まず、最初に注目したのは1番人気の成績です。
複勝率は80%で複勝回収率は101%と、極めて安定感のある成績を残している事が分かります。
東京芝2400mは内枠が有利なレースではありますが、広くて直線が長いコースなので、先行馬はもちろん、差し馬も力を出せるコースです。
つまり、1番力のある馬(1番人気の馬)は、その力を遺憾なく発揮している事が分かります。ちなみに牝馬の成績も良いのも特徴的です。中山競馬場のような力の要るコースではなく、スピードを中心とした総合力で勝負出来るコースなので、牝馬でも十分に通用しているという事が分かります。
極端な脚質の馬は苦戦!好位で競馬が出来る器用さは好走への必須条件
次に脚質別の成績を見てみましょう。
以下は4コーナーでの順位別の成績になります。
4コーナーで2番手以内にいた馬の複勝率は15%、複勝回収率は50%と苦戦傾向にあります。
逆に4コーナーを13番手以下のポジションでレースをした馬は、複勝率は18%、複勝回収率は55%とこちらも苦戦傾向にあります。
好走している馬の内訳を見てみると、4コーナーを2番手から8番手あたりで競馬をした馬が優秀な成績を残しており、先ほどの1番人気が強いというところで、東京芝2400mは差しが決まる舞台であるという話をしましたが、ジャパンカップについては好位でレースした馬が抜けて好成績となっています。
ちなみに種牡馬別成績を見てみると…
ディープインパクト産駒は実数でも回収率でも1位となっており、ディープインパクトの持っているスピード能力が発揮される舞台である事は間違いありません。
キタサンブラックは昨年このデータを打ち破って逃げ切り勝ちを見せましたが、今年も同様のレースを見せる事が出来るのでしょうか?天皇賞秋のように逃げない競馬を見せてくるのか、注目です。
主力は天皇賞秋組も前走負けてからの巻き返しがあるレース
最後に前走レース別の成績を見てみましょう。
天皇賞秋経由の馬が圧倒的な成績を残しており、この組を無視しては予想が出来ないレースとなっております。
(昨年は京都大賞典組2頭、アルゼンチン共和国杯1頭と異端な成績となりましたが…)
天皇賞秋を使ってジャパンカップの臨んできた馬の結果を見てみると、必ずしも天皇賞秋で好走していなくても巻き返しが出来ている事が分かります。
これ以外にもアドマイヤムーンやポップロックなど、天皇賞秋で負けて巻き返すパターンが見て取れます。天皇賞秋とジャパンカップは中3週での競馬になります。ここで目一杯に走ってしまった(仕上げてしまった)馬は、ジャパンカップではどうしても反動が出てしまいます。
逆に天皇賞秋で凡走して余力を残している馬は、ジャパンカップで好走出来るチャンスが大きくなるという事がデータから読み取れます。天皇賞秋で凡走した馬は狙い目だと言えるでしょう。
最後に枠順別成績だけ見てみます。
こちらは特段大きな有利不利はありませんが、内枠は若干優勢だという事は言えそうです。
以上が2017ジャパンカップを攻略するための主たるデータです。
力通りに決まる舞台で余力を持った馬を狙うと言うことは覚えておくと良さそうです。