マイルCSのデータ 其の9
はい、どうもです…😆😁
マイルCSのデータ其の9
マイルチャンピオンシップ2017過去データ、傾向
今回は過去のマイルチャンピオンシップの傾向を見て、好走馬のパターンや穴馬がどういうタイプの馬なのか?これを確認してみようと思います。
それでは過去の傾向を見て行きましょう。
まずは過去10年の勝ち馬を確認してみましょう。
皆さんは思い入れのある馬いますか?笑
次にローテーションの確認。
勝ち馬のローテーションで最も多いのが天皇賞・秋組からの出走。次いで富士S組。他は1勝づつとなっております。勝ち馬だけだと好走パターンのデータが少ないので、全体的に見て行きたいと思います。
これ中々興味深いデータに。
実は大きい偏りが無いんです。一見、天皇賞・秋や富士S組の好走が目立つように見えますが、分母を見るとそうでもないんです。このデータから好走率が高そうなのはスプリンターズS組。
後、面白いのが夏のローカル重賞で好走して来た馬は、ここでは全く馬券に絡んでいない事です。夏の上り馬対実績馬になりやすい秋の重賞ですが、このレースに関しては夏の上り馬が全く通用していないデータになっております。
次に人気順の着度別成績を確認してみましょう。
上位人気の馬の成績が抜けています。1番人気の連対率50%、複勝率70%。6番人気以下の成績が壊滅的なデータになっております。4番人気の勝率は良いのは偶々かもしれませんが逆転候補は、その辺りの人気に収まっている馬と考えて良さそう。大穴の台頭はほぼ無いと考えられます。それは上記のデータにもあった通り実績馬がそのまま上位に来る事が多いレースの為。
次に脚質の確認。
逃げて勝ったのは昨年のミッキーアイルのみ。しかし、あれは斜行があっての物。基本的には差しが決まりやすいレースと考えて良いと思います。
そして今現在の馬場傾向が2014年のマイルCSに似ています。先週まで外差しが決まらなかったように2014年ダノンシャークが勝った時も、内しか伸びない馬場で岩田騎手が内を上手く突いて勝ちました。あのレースも内々に馬が密集。先週までの傾向を見ると同じような競馬になるかもしれません。しかし、今週の馬場傾向が変わればまた違った結果になるかも。
次に年齢の確認。
これはまた面白いデータです。全体的に活躍が目立つのは4歳、5歳の馬。そして注目すべきは3歳馬の成績。31頭が出走し、馬券に絡んだのは何と1頭しかおりません。
今年の有力3歳馬は3頭います。ペルシアンナイト、レーヌミノル、サングレーザー。
他にもアメリカズカップも重馬場を得意としている馬。この4頭は過去データを破れるのか注目の1戦。この他にも枠順や馬場傾向などの影響がありますが、今現在は未定なのでまた週末にでも書きたいと思います。
それでは以上を踏まえて有力馬を少し見て行きたいと思います。
最も好走条件に当て嵌まる1頭。人気、年齢、ローテーション、脚質、時計。さらには鞍上が過去10年で2勝を挙げている武豊騎手。只でさえ京都が得意な馬だしタフな馬場も得意としている。下手にケチを付ける点も見当たらず、余程の不利がなければ好走するのでは?馬場は渋っても大丈夫だし、後は枠順次第でしょう。最終追い切りは気になる所です。しっかり確認したいと思います。
この馬以外なのですが、このメンバーに入ると時計上位では無いんですよね。僅差ですけど。後は年齢。6歳馬がそこまで好走しているレースでは無それでも一週前追い切りを見る限りでは昨年同様のデキにあるとは思います。ここは何としても勝ちたいレース。個人的にも当然重視したい1頭ではありますが…
一つ気になるデータが。鞍上のルメール騎手。このレースに過去10回出走して2回しか馬券内に来ていないんです。偶々かもしれませんが。昨年のイスラボニータと2011年のサプレザのみ。その他の8戦は全て馬券外なんです。あくまでも偶々かもしれませんが…。エアスピネルと人気を分けであろう馬ですが過去データ的には、エアスピネルの方が好走条件に当て嵌まります。
今現在の予想オッズでは3番人気ですが馬場次第ではサトノアラジンと割れそう。しかし、人気、ローテーション、脚質、時計、どれをとっても好走パターンに当て嵌まる1頭です。6歳馬という事でここはイスラボニータと被ってしまいますが、この馬の場合はスプリンターズSを連覇している。さらに香港スプリントを除けば今現在G1を4戦連続で馬券内という馬。今年の安田記念に関してはイスラボニータが包まれる厳しい展開になりましたが、今回もどちらかと言えばこの馬の方が楽に競馬が出来そう。
人気、ローテーション、時計は好走条件に当て嵌まる。特にこのレースは天皇賞・秋からの勝ち馬が多いレースでもあります。この馬の場合は好走条件が皆さんもご存知の通り。良馬場でペースが流れて差しが決まる競馬に強い競馬をする馬。ベストは外枠です。天皇賞・秋はご存知の通り度外視の1戦なので見直せる馬。状態面は最終追い切りを見ないと何とも言えませんが、天皇賞・秋がほぼ走っていません。しかもマルターズアポジーが出るこのレースであればペースも流れそう。ただ先週のような馬場傾向だと外差しが決まらない…後は週末の天気も気になる所。
という事で上位人気に推されそうな馬を中心に過去データに照らし合わせてみました。最も好走条件に当て嵌まりそうなのがエアスピネル。イスラボニータも当然好走条件に当て嵌まりますが、このメンバーだと時計がやや足りなく、その上ルメール騎手が…?後はレッドファルクスが馬場が渋ってもOK。今回は楽に競馬できるでしょうし。
という感じで好走条件に当て嵌まる馬はいますが、逆に危険な人気馬になりそうな馬はいるのでしょうか?
例えば上記のデータだと3歳馬。3歳馬はやや危険かな?と感じています。
その中で上記のデータから最も危険な人気馬になりそうな馬を紹介します。
危険な注目馬はこちら⇒ サングレーザー
2頭微妙な馬がいるのですが、最も危険な人気になりそうなのがこの馬。