マイルCSのデータ 其の8
はい、どうも…こんばんは⭐️です😁
マイルCSのデータ其の8
マイルチャンピオンシップ2017予想
今年のマイルチャンピオンシップは、昨年2着のイスラボニータを中心に、安田記念の勝ち馬サトノアラジンやスプリンターズSの勝ち馬である、レッドファルクス、富士Sの勝ち馬エアスピネル、そして3連勝中のサングレーザー、桜花賞馬レーヌミノルなど…各世代のスプリント~マイルで活躍している馬が揃った1戦になりました。
昨年のマイルCSのメンバーに強力な他路線組の参戦というレース。エリ女もかなり面白いメンバーの1戦でしたが、こちらも負けてはいません。それでは今現在の予想オッズを確認し、一週前追い切りの方を見て行きたいと思います。
エアスピネルとイスラボニータが1番人気、2番人気を分けそうです。ただし、どちらにしても勝ち切るのかやや疑われそうです。後は良馬場であれば、サトノアラジンがもっと人気するのではないでしょうか?結果的に上位人気の馬はやや人気が割れそうです。
今年のエリ女のようなオッズになりそうです。
では一週前追い切りの方を見て行きましょう。
11月8日栗東坂路良 一杯に追う
53.5-38.6-25.1-12.4
レッドリーガルを追走しやや遅れて終了。本来ならば一週前追い切りに武豊騎手が騎乗する予定だったようですが、先日の調教落馬で乗れなかったみたいです。全体的な時計としてはこの馬にしてはやや足りない感じ。まあそれでも最終追い切りでキッチリ仕上げて来るとは思います。一時期ローテーションが滅茶苦茶でしたが、それでも富士Sは強い競馬でした。馬場も味方したとは思いますが…。京都競馬場はタフな馬場コンディションが続いているので、先週までの傾向であれば、この馬に向く流れになりそう。そもそも京都が得意な馬ですし。ただし京都競馬場が極端な外差し馬場に変貌した場合は、また結果が変わって来るかもしれません。先週と同じような傾向であれば有力。後は内枠を引ければベストという感じ。
11月8日南W良 馬なり
80.4-64.7-51.1-37.6-12.7[6]
ディバインコード一杯を追走する形式でしたが馬なりで楽に好時計をマーク。いつも通りではありますが休み明けを一つ使って明らかに良化。富士Sはあの馬場で58キロを考慮すれば2着で十分と考えられます。今年は悲願の勝利の為に万全の体制と言えそう。仮にエアスピネルと併せ馬のような形になればマイラーズCのように、この馬の伸び脚の方が鋭い。富士Sもルメールは最後全く無理をさせていませんでした。昨年はミッキーアイルの斜行やら何やらあり後味の悪い1戦になってしまいましたが、今年はミッキーアイルもいない。後は別路線組や3歳馬との比較になって来ると思います。エアスピネルも京都は得意ですが、この馬も負けていません。状態面は間違いなく前走よりも上向き。今年は勝ちたい馬ですよね。そういう仕上げになっていると思います。
11月8日南W良 一杯に追う
82.0-66.1-51.7-38.2-13.2[7]
リミットブレイクを1秒以上追走し同入と好内容。
ですが全体的な時計はもっと時計を出す馬なので最終に注目。ロードカナロア以来になるスプリンターズSを連覇した馬です。正直、そこまで力がある馬だとは思っていませんでしたが、それだけ今の日本のスプリント路線が強く無い表れなのかもしれません。今年の香港スプリントも日本馬は苦戦を強いられそうです。この馬の場合は、まず初となる京都競馬場への対応が鍵になると思います。これまでも坂を上って加速して来るタイプの馬なので、京都のような平坦コースでは実績馬よりも分が悪い。後は今現在の京都競馬場の馬場傾向。タフな馬場は不問の馬ですが、とにかく外が伸びない。脚質的に展開次第という所もあります。
ペルシアンナイト
11月9日栗東CW良 一杯に追う
81.0-65.4-50.9-37.2-11.4[7]
プロフェットを追走して終い11秒4で先着と好時計を出して来ました。前走も好時計でしたが、さらに時計を短縮。富士Sはこの馬の苦手とする馬場だったし、ダービー以来のレースと考えれば度外視出来ます。秋の競馬になり、この世代が重賞でも古馬と対戦するようになりましたが、十分通用する力を持っている世代だという事は既に証明されています。そしてこの馬がアーリントンカップで3馬身千切ったのがレッドアンシェル。そのレッドアンシェルは富士Sで4着と好走。調教でこれだけ時計を出せる馬なので能力は高いハズ。後は本当に馬場次第という所でしょう。またMデムーロか…という感じもしますが、トップジョッキーだからこそ、良い馬が集まるという事でしょう。勝負強い騎手ですし。ここまでの競馬を見ていると京都は問題無さそうですが本当に馬場次第という感じ。
一週前追い切り情報なし
11月8日南W良 直前強め
65.9-51.5-37.6-12.5[9]
単走ですがこの馬らしく道中飛ばして好時計を出して来ました。前走はペースもそうですが、58キロという斤量も厳しいものになりました。今回は57キロでの出走になるのは大幅なプラス。さらに単騎で行けそうなメンバー構成も魅力的。それにも関わらず人気はソコソコで収まりそう。格上挑戦になりますがタフな馬場も問題無いし何より平坦コースになる事がプラス。今回は強力な同型もおらず有力馬は差し、追い込み馬が多い。自分のペースで逃げれればしぶとい馬なので盲点も1頭になるかもしれません。ただし脆さも兼ね備えているので全幅の信頼までは置けませんが、面白い1頭です。
という事で今回は上位人気に推されそうな馬を中心に一週前追い切りについて書いてみました。
後はサトノアラジンの最終追い切りに注目したい所ですね。上記の馬の中で一週前追い切りが良いと思えたのはイスラボニータ。陣営も昨年の雪辱を晴らしたいと考えている事でしょう。
今年のマイルチャンピオンシップ。仮にエリザベス女王杯と同様の馬場傾向になれば前が残る展開になるかもしれない。
ハナを切るのは間違いなくマルターズアポジー。
しかし、マルターズアポジーは展開次第では潰れてしまうかもしれない。ですがクロコスミアのように番手で競馬が出来て漁夫の利を得られそうな馬はいないのか?考えてみました。
一週前追い切りが良く番手で競馬が出来る馬。1頭います。まぁ、間違いなく人気は無いでしょう。
注目馬はこちら⇒ ウインガニオン
この馬、完全に人気の盲点ですがエリ女のクロコスミアと同様の競馬が出来る。マルターズアポジーが展開的に潰れてもこの馬は残すことが出来る力があります。一週前追い切りも良い。注目の1頭です。