エリザベス女王杯のデータ 其の7
はい、どうも…こんばんは⭐️です😁😁
エリザベス女王杯のデータ其の7
エリザベス女王杯2017予想と過去データ、傾向等
今週も早くも水曜日となりました。好メンバーが揃った今年のエリ女まで後4日となりました。有力馬の最終追い切りも終わりました。最終追い切りの時計も確認しましたが良いですね~。さすが秋のG1という感じの時計を出しております。それだけでも軸馬の選定が難しいレースになりそうです。今日はエリザベス女王杯というレースの過去10年でどのような馬が好走しているのか?分析してみたいと思います。
まずは過去10年の勝ち馬です。
名牝馬がずらっと揃っております。しかし、1番人気の勝ち馬は過去10年で2頭しかおりません。
勝ち馬の年齢は3歳牝馬が4勝、4歳牝馬が4勝と3歳、4歳で並んでおります。3歳牝馬に関してはダイワスカーレット、メイショウマンボの2頭が秋華賞馬となっております。
次に好走条件のローテーションを確認したいと思います。
最も好走率が高いのが秋華賞組。次いで府中牝馬ステークス組になっております。他に注目したいのがオールカマー組と京都大賞典組の戦績です。オールカマー組は過去10年で5頭出走し3頭が複勝圏内に入っております。それに比べて京都大賞典組は11頭出走し3頭しか馬券に絡んでいません。今年の人気馬の中にも、このステップレースを使って来ている馬がいるので注目のデータになっております。
次に前走の着順を確認してみたいと思います。
複勝率で考えた場合、前走2着の馬に好走馬が多く見受けられます。次いで前走1着の馬。しかし前走6着以下の馬の場合は連対率に関しては下がりますが、複勝率はそこそこなので紐で抑えておいても良さそうです。
次に人気順の着別度数を確認したいと思います。
1番人気の複勝率が何と80%。2番人気の複勝率ですら60%というレースになっております。
おおよそ上位人気で決着しやすいレースなのですが、今年の場合はそれこそ抜けて人気になる馬が少ないと思われるレース。ヴィブロスは1番人気濃厚ですが、それ以下に関しては蓋を開けてみなければわかりません。それほど難解なレースだと思われます。
次に年齢を確認したいと思います。
3~5歳馬に好走馬が集中しております。7歳以上の馬で過去10年馬券に絡んだ馬は1頭もおりません。
それでは最後に脚質を確認してみましょう。
先行馬、差し馬の好走率が目立ちます。それよりも注目したいデータは上り3ハロン。上り3ハロン1位だった馬の複勝率は71.4%。上り3ハロン2位の馬で複勝率が50%、連対率に至っては40%と高水準になっております。
それでは以上のデータから今年の好走馬を導いて行きましょう。
府中牝馬Sは休み明けの1戦でクロコスミアに展開が向いただけ。しかも1枠1番と窮屈な競馬を強いられましたが追ってからの伸びは上々。昨年の秋華賞で上り33秒4という時計を出している馬で、
得意舞台であれば前走以上の脚を使えそうです。
中団待機の馬であり、このレースの好走条件にもバッチリ当て嵌まる。ドバイターフでもリブチェスターやザラックという強力な牡馬相手に差し切り勝ちしました。一つ叩いて状態面は間違いなく上がって来るでしょうし、下手に嫌う要素も見当たりません。有力と考えて良さそうです。
個人的には正直驚きましたがエリザベス女王杯の好走パターンに当て嵌まる1頭。この馬、舞台が東京競馬場になりますが上り32秒8という脚を使える馬です。しかも数少ない好走パターンであるオールカマー組からの参戦。そもそも2年前のエリ女で上り2位を使って4着に好走している馬です。舞台設定は合うんですよね。今回の鞍上はライアン・ムーア。これが過剰人気になるのかプラスになるのかはわかりませんが世界的名手である事には間違いありません。注目の1頭になりました。
古馬勢ではスマートレイアー、ミッキークイーン辺りと上記2頭が人気しそうです。それよりも注目は好走馬が多い秋華賞組です。
ディアドラ、リスグラシュー、モズカッチャン。
この3頭に注目したい。この3頭は全て上り33秒の脚を使える馬です。秋華賞の消耗が考慮される馬達ですが過去にこのレースで好走して来た秋華賞経由の馬達も、それなりに消耗してはいるがエリ女でも好走しております。特にリスグラシューやモズカッチャンはこれで休み明け3走目。まだまだ好走出来る可能性が高いと思います。
そして過去10年の傾向を見て行くと今年のエリ女で危険な人気馬になりそうな馬、逆に馬券内の可能性が高いと思うのに思っているよりも人気しないであろう馬がいます。やっぱりこれだけの好メンバーが揃うと予想も割れるのでしょう。色々と考えてはいますが、このように読み解いて行くと見えて来る部分もあります。
そして今現在の予想オッズを見た時に、この馬が人気しないのは好メンバーが揃ったレースだからこそ、と思いました。
しかし過去のデータを見る限りでは馬券内の可能性が高いと思います。
注目馬はこちら⇒ ディアドラ
このメンバーだからこその人気。しかし、通用するだけの力はあるし好走条件にバッチリ当て嵌まる1頭です。